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11回目も神功皇后の足跡をたどります。

神功皇后の足跡を神社からたどっています。今回は北九州市の旗頭神社からです。
神功皇后が新羅へ出兵し、戻ってから武内宿禰が陣営を構えたのがここで、「いくさばる」といいましたが、現在は陣ノ原という地名になっています。
北九州市八幡東区にあるのが乳山八幡宮。神功皇后は国見をしたあとこの付近で子供(のちの応神天皇)に乳を与えた聖地がここ乳山八幡宮。
さらに豊浦宮をめざしますが、途中鷹尾山の頂上に皇子を立たせ、遙か関門海峡付近を展望し、「穴戸は近し」といったといわれます。

その皇子が立った力石が境内に今でも残っているのが小倉北区の篠崎八幡宮。
この後八幡西区の熊野神社、遠賀郡の住吉神社まで紹介します。
案内していただくのが「神宮伝承を歩く」の著者、綾杉るなさんです。
八幡東区の枝光八幡宮には「咳取り守り」なるものがあるんです。
咳取り→関取→力士のデザインで、かわいい!
「枝光八幡宮をもりあげたい」と作られました。
きっかけは、本殿そばにお祀りされている咳・のどの神様の存在。鎌倉時代からある石(岩)がそれです。
八幡東区自治総連合会会長の宮地久男さんに案内していただきました。
さらに枝光商店街の「おかしのみずま」では、銘菓『ひょうたんもなか』6個入りを、6つのひょうたん=六瓢(むびょう)と語呂合わせをして、咳取り守りの力士デザインの掛け紙をかけて提供しています。
「お客様のひと言が誕生のきっかけにつながったのよ」と女将さんの水摩直美さんが微笑みます。

 

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