観光支援「福岡の避密の旅」８日に再開　ホテルに問い合わせ相次ぐ

新型コロナの感染者は増加傾向が続いていますが、経済活動は動き出しています。
宿泊代などを割り引く福岡県の観光支援事業「福岡の避密の旅」が、８日に再開されました。
旅行会社や宿泊施設には早速、問い合わせが相次ぎ従業員は対応に追われました。

宗像市にあるリゾートホテルには、電話やインターネットによる問い合わせが、７日だけで約２００件ありました。

このうち１４０件ほどは、予約の申し込みだったということです。

「福岡の避密の旅」は、県内での宿泊代が１人１泊あたり最大５０００円、日帰り旅行は１人１日あたり最大３０００円お得になります。

さらに、宗像市では「避密の旅」と併用できる市内限定の宿泊支援策を展開していて、人気となっています。

福岡市天神の旅行会社では、県の観光割引キャンペーンが再開したことを受け、問い合わせの電話は増えています。
ただ、期間が今月２８日までと短く、エリアも九州と山口に限られているため、今後の広がりに期待しています。

一方、団体旅行をメインとする観光バスは、九州エリアの旅行が再開することついて期待は寄せているものの、厳しい状況は続くとみています。