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「北九州市をもう一度、成長軌道に」新市長就任後初の本格予算案 「宇宙ビジネス」調査予算も

北九州市の武内市長は、総額で6092億円にのぼる2023年度の当初予算案を発表しました。武内市長にとって就任後初の本格予算で、「成長への再起動予算」と位置づけています。

◆一般会計総額は6092億円
北九州市 武内和久市長「北九州市を再起動していくということで予算を組んだ。もう一度、北九州市を成長の軌道に乗せていく」

北九州市の今年度の当初予算案は一般会計の総額で6092億円で、過去2番目の規模となっています。このうち新規事業は276件と、この5年間で最も多くなっています。主な新規事業として、2023年12月から第2子以降の保育料を完全無償化するための費用として、2億7400万円を計上。また、今後成長が見込まれる「宇宙ビジネス」の調査や、人工衛星のデータを活用する実証費用として2400万円を盛り込んでいます。

◆6月市議会で提案へ
このほか、学校給食で金属片などが混入する事案が相次いだことを受けて、調理機械を更新するための費用として1億1600万円、医療的ケア児が安心して学校生活が送れるよう学校にコーディネーターや看護師を配置する費用として8800万円を計上しています。
北九州市の2023年度予算案は、6月1日に開会する市議会に提案されます。

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