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“買い物弱者”に届けたい!週5日「移動販売」サービス…「たくさんあるから迷います」 福岡

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生活必需品の買い物が困難となった「買い物弱者」が住む地域を中心に、週に5日市内を巡回します。大手小売グループによる「移動販売」サービスが、福岡県中間市で始まりました。


◆約400の生活必需品
RKB黒木秀弥「移動販売車には調味料やお肉など、食卓に欠かせない食材が並んでいます」

25日から福岡県中間市で始まったのは「イオン九州」が手がける「移動販売」です。移動販売車には、肉や魚、野菜などの生鮮食品や惣菜のほか、日用雑貨など日々の暮らしに欠かせない約400品がそろえられています。


◆高齢者割合は38.26%
中間市は65歳以上の高齢者の割合が38.26%に上っていて、高齢化率は県内60の自治体で12番目、市だけで見ると3番目の高さとなっています。高台に住む人も多いため、中間市などに「移動販売車」の導入を願う声が多く寄せられていました。


◆「たくさんあるから迷います」
25日に始まった中間市での移動販売。最初の販売先はデイサービス施設です。販売員たちが開店へ向けた作業を進めると・・・すぐに移動販売車の周りを多くの高齢者が囲みました。

利用した人「感激。初めてこんなにいろいろ、迷います、たくさんあるから。あれも食べたい、これも食べたいって。唐揚げ、帰ったらビール飲んで食べようかなって」「助かりますね。なかなか買いに出るの大変じゃないですか、来てくださるのは助かりますね、私たちにとっては」


◆「移動販売」は週5日
イオン九州 岩下良上席執行役員「よその地域でやっている移動販売をやっていただけたら助かるという声を聞いておりましたので、われわれも何とかできないかなと思っていた。地域のコミュニケーションの場にもなればいいかなと思ってます。しっかりお客様と従業員が会話しながら、お客様のニーズに応えられるようにサービスしていきたい」

イオン九州が手がける「移動販売車」は、週に5日、中間市内で「買い物弱者」が多い地域を中心に巡回する予定です。

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