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大雨被害 福岡県が「激甚災害」の早期指定を国に要望へ 「生活の再建急務」

今回の記録的な大雨を受けて福岡県の服部知事は国に対して「激甚災害」の早期の指定を働きかけていく考えを改めて示しました。

福岡県 服部誠太郎知事「早急に被害状況を把握し、激甚災害の『本激』として早期に指定していただけるよう、県議会の皆様とともに国に要望を行っていく考えでございます」

家屋被害613件 道路被害は277件に


福岡県の服部知事は19日の定例会見で、今回の大雨で甚大な被害を受けた公共土木施設や農業施設などの復旧を早急に進めていく考えを示しました。県のまとめによりますと、今回の記録的な大雨で福岡県内では土砂災害や道路の浸水などにより5人が死亡したほか18日までに家屋被害が613件、道路被害が277件、河川被害が184件確認されています。服部知事は「被災地の生活の再建と農林事業者の事業再開に向けて関係機関と連携して復旧・復興に全力を挙げて取り組んでいく」と述べました。

道路崩落「安全確保に万全を期して」


一方、今回の大雨で来月28日に開業予定だった「BRTひこぼしライン」の専用道路の一部が崩落したことについて服部知事は「安全の確保に万全を期してほしい」と述べました。

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