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アサヒビール博多工場「移転後の敷地に小中学校の用地を」福岡市が要望

福岡市と福岡市教育委員会は2025年末に操業を終え、佐賀県鳥栖市に移転する予定のアサヒビール博多工場について移転後の敷地内に小中学校の用地確保を求め、アサヒビールに要望したことを明らかにしました。

福岡市と福岡市教育委員会は9月6日の市議会で、2025年末に操業を終えるアサヒビール博多工場の敷地の一部を小中学校を建設する用地として確保するようにアサヒビールに対して8月29日付けで要望したことを明らかにしました。アサヒビール博多工場の敷地面積はおよそ11万8000平方メートルで、福岡市は敷地内にある古墳の保存についても要望しています。博多工場の近くには大型商業施設「ららぽーと福岡」が開業し、新しいマンションの建設も進んでいます。エリアの児童が通う那珂小学校は31学級以上ある過大規模校で、今後も児童数の増加が見込まれることから、小中学校の用地確保が喫緊の課題となっています。

アサヒビールは10月31日にビール園を閉店し、2025年末に博多工場の操業を終えた後、佐賀県鳥栖市に新工場を建設することを発表していますが、博多工場跡地の活用については未定としています。

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