PageTopButton

インフルエンザの症状で413人が欠席 高校が休校措置 医師会は「同時流行、起こるだろう」 新型コロナとインフルエンザ 

福岡市の福岡大学附属若葉高校は、インフルエンザによる感染者が増加したため20日から22日までの3日間、学校閉鎖の措置を取っています。 一方、福岡県医師会は、インフルエンザと新型コロナの同時流行について言及し、積極的なワクチン接種を呼びかけました。

「同時流行」の可能性

 

福岡県医師会・専務理事 瀬戸裕司さん
「インフルエンザと新型コロナの同時流行が起こるだろうと考えています。対策の一つとしてワクチン接種もありますので、それで対策をしていただきたいと思っています」

 

20日行われた福岡県医師会の定例会見。福岡県医師会の瀬戸裕司専務理事は新型コロナとインフルエンザが同時流行する可能性に言及しました。

新型コロナ1・08倍 インフルエンザ1・81倍

 

福岡県医師会によりますと、9月4日から10日までに、福岡県内198の医療機関から報告された新型コロナの感染者は前の週の1.08倍、インフルエンザも1.81倍と、増加傾向にあります。

3分の1の生徒が欠席

 

福岡県内では、福岡市にある若葉高校が、インフルエンザによる欠席者が相次いでいることから、20日から22日までの3日間、休校措置をとっています。全校生徒1425人のうち3分の1近い413人がインフルエンザとみられる発熱などの症状を訴えているということです。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう