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激レア映像!福岡2万3000日物語【年末編】

歳末防災訓練で緊急時に備えを

本物の家事と間違えそうなこの映像、実は防災訓練の様子。昭和30年代は今よりも木造建築が多く、冬の時期は至る所で火事が発生していました。

小倉市で行われたデパートでの避難訓練の様子です。RKB放送局でも避難訓練が行われていました。

今から57年前、水を張ったバケツを自宅やお店の入口に常備するのが当たり前でした。今では見られない光景です。

福岡のクリスマスの歴史

RKBライブラリに初めてクリスマスが登場するのは、昭和34(1959)年のこと。でも、当時のクリスマスは、なにやら怪しい雰囲気……?! 撮影場所は中洲のキャバレー。当時はキャバレーでファッションショーも開催されていたようです。

1990年代になると、家族で過ごすクリスマスが常識に。今から33年前、平成筑豊鉄道にはクリスマス列車とサンタクロースが登場しました。

関門橋にジップラインができる?!

1973年に開通し、2023年11月に開通50年を迎えた「関門橋」。総工費は約300億円。当時は「東洋一の吊り橋」とうたわれました。

1970年、主塔架設工事がスタート。主塔の高さは133.8メートル。ベテランの職人もかつて経験したことのない現場だったようです。

橋の安全性をはかる主塔の振動実験では、なんとロケット噴射で強度を証明。ロケット発射の振動にもびくともしないことが証明されました。
 

その関門橋で、現在とんでもない計画が進行中!

それは、関門海峡メガジップライン。下関市の火の山から北九州市まで、約1,740メートルを90秒ですべり降りる計画です。実現すればアジア最長だとか!

神業!高速餅つき

最近ではイベントなどでしか見られなくなった「餅つき」。福岡市動物園のもちつきには、チンパンジーのテツちゃんも参加していました。

餅つきと言えば、2004年に北九州市で高速餅つき4人衆がいると聞きつけて取材していました。50個分の餅を90秒でつき終わる神業です!

港町の年末風景

1984年の宗像・大島の映像では、年の瀬に島民が楽しみにしているサービスが記録されていました。それは、特産品の黒毛和牛と原木椎茸のプレゼント。多くの人はすき焼きにして楽しむそうです。

「宝の海」と呼ばれる有明海では、この時期に最盛期を迎えるのが海苔摘み。新海苔の収穫は午前2時から始まります。

響灘に面する芦屋・柏原漁港の年の瀬の顔と言えば「いりこ作り」。深夜から早朝にかけて、取れたてのカタクチイワシを水揚げ。即座に塩茹でし、天日干しをしていりこを完成させます。昔はよく見られていましたが、今ではもう見られない光景です。

長崎・壱岐では、定置網を使ったブリ漁の様子をヘリコプターから撮影していました。水揚げされた寒ブリは、博多のお正月の食卓を彩ります。



今ではなかなか見られない昭和の映像の数々。あなたはどの映像がいちばん印象に残りましたか?

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