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冬に行きたい! 超パワー温泉 熊本・美肌湯×大分・若返り湯 ~熊本編~

全国の温泉ファンが太鼓判を押す熊本・黒川温泉と大分・長湯温泉。黒川温泉は石本愛と女性芸人の荒川(エルフ)が、長湯温泉は鬼越トマホークとRKBアナウンサーの井口謙がリポートします。

熊本県・小国町の黒川温泉

天然保湿成分は県内一!?「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」

黒川温泉を案内してくれるのは、熊本県第一号の温泉ソムリエ・今村ゆきこさん。「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」の名物湯は、見目麗しいコバルトブルーです。約55度の源泉が、外気で温度が下がって結晶化することでこんな色になると言います。

湯には、水やサプリなどに使われる美容効果が高いと評判の成分「シリカ」がたっぷり含まれているため、パイプがシリカの結晶で詰まってしまうことも。パイプ交換が頻発し、その費用年間約250万円というから驚きです。
 

お湯はとろりとしていて、まるで美容液に浸かっているかのよう。一般的には、保湿成分が高い「メタケイ酸」が100mg/kg入っていたら「美肌の湯」と呼ばれますが、このお湯にはなんと4倍以上の460mg/kgが含まれています。また、お湯は塩化物泉(低張性アルカリ性高原泉)で「塩パックの効果もある」と、今村さん。

さらに今村さんが「源泉を桶に入れて、タオルで顔を蒸しパックにする」方法を教えてくれました。約3分タオルでじっくりと顔を温めると、肌がしっとりもちもちに。

さらに屋上に進むと、絶景露天風呂が登場!

1泊2食・露天風呂付き離れは1人2万9,300円~で、温泉はもちろん、あか牛の陶板焼きや旬の食材をふんだんに取り入れた料理長自慢のフレンチ全10品が味わえます。

毛穴を大開放! 血行促進の「南城苑」

黒川温泉の中心部にある「南城苑」。階段状になった建築様式が特徴で、立ち寄り湯(600円※別途入湯税)としても人気があります。

泉質はナトリウム硫酸塩泉 塩化物泉。硫酸塩とは美人泉質の1つで、保湿や肌のコーティングに効果が期待できます。今村さんのおすすめは、温泉と足水を繰り返す「交互浴」。温泉に3分浸かったあとは、約10℃の足水に30秒。これを2~3回繰り返すことで、体の芯からポカポカになると言います。

さらに試してほしいのは、脱衣所の一角にある「温泉顔蒸し器」。源泉の湯けむりを直接顔にあてることで、毛穴のデトックスになるのです。

週末限定!大自然の中で楽しむ「山鳥の森オートキャンプ場」

黒川温泉街から車で10分。利用は金土日の週末限定で、キャンプ好きの間で今、大注目の施設です。人気の理由は100%源泉かけ流しの美肌温泉があること。

泉質は、敏感肌にも優しく、温泉デビューの小さな子どもにもおすすめの単純温泉(低張性中性高温泉)。炭酸水素もたっぷり含まれているので、肌の油分や汚れをクレンジングする作用があります。ただし、髪のキューティクル成分まで流してしまう可能性があるので、それぞれの効能を理解して入浴しましょう。


美肌湯を体験したあとは釣り堀で「ニジマス釣り体験」もできるので、家族のお出かけにもぴったりです。

温泉のあとは美肌グルメも堪能「うな北黒川温泉」

美肌の湯をたっぷり楽しんだら、去年6月にオープンした「うな北黒川温泉」へ。熊本市内の老舗うなぎ料理店の支店で、九州産の極上うなぎを、創業以来引き継がれてきた甘辛い秘伝のタレにたっぷりくぐらせていただきます。おすすめは「ひつまぶし(特上)」(4,900円)と「せいろ蒸し(特上)」(4,000円)。


さらに「湯上がりには甘酒を飲むのがおすすめ」という今村さんのコメントを聞き、「後藤酒店」で「ノンアルコール 湯けむり甘酒」(430円)を購入。阿蘇の小国米で作られていて、コクのある甘さが特徴です。

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