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ごみ処理施設工事はブラックボックスか 福岡県大任町の「非開示」「不存在」「黒塗り」請求した議員は憤り「ゼロ回答に等しい」

ごみ処理施設をめぐって、福岡県内の4つの市と町の議員が大任町に情報公開を求めている問題。15日回答した大任町は、工事に関する文書の一部しか開示しませんでした。

大任町に建設を委託の自治体議員が請求

 

福岡県の田川市と川崎町、糸田町それに大任町の議員は、15日午後、大任町役場を訪れ、大任町に建設を委託している田川地区のごみ処理施設の工事に関する情報公開の文書を受け取りました。

見積書 詳細は黒塗り 

 

大任町が15日に開示した文書は、一部の数字を示したものの見積書の詳細は黒塗りにしたほか、詳細な資料については「非開示」「不存在」などと回答しました。

 

 

田川市議会 梶原みつ子議員
「憤りを感じます。やはりこれは市民、皆さんからいただいた、やはり出していただいた血税から出来上がるものですから、きちんとしたものを開示していただきたい」

「ゼロ回答に等しい。納得できない」

 

情報公開を求めていた田川市議の一人は、「工事費の内訳など開示して欲しいと思っていた書類は示されず、ゼロ回答に等しい。納得できない。」と話しています。

これまでも「情報公開に後ろ向き」指摘も

 

大任町をめぐっては、これまでも一時、情報公開の請求を1年以上住んだ住民に制限したり、
工事の入札に関する情報を非公表にする法律違反をしたりするなど、情報公開に後ろ向きな姿勢が繰り返し指摘されてきました。

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