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旧九州帝国大学の正門など国の有形文化財に「九州大学の歴史を象徴する近代建築、歴史的景観に寄与」と高い評価

大正時代に建てられた福岡市東区にある旧九州帝国大学の正門などが、新たに国の有形文化財に登録されることになりました。

笠木はギリシャやローマの古代建築を模範


国の有形文化財に登録されるのは、福岡市東区の九州大学箱崎サテライトにある旧九州帝国大学の正門と塀です。

 

 

1914年に建てられた正門は、九州大学の中で最も古い建造物で、門柱の上にある、花崗岩で造られた笠木は、ギリシャやローマの古代建築を模範としています。国の文化審議会からは、「九州大学の歴史を象徴する近代建築であり、歴史的景観に寄与する」として高い評価を受けました。

これで箱崎サテライトに残る九州大学のすべての建物が国の有形文化財となります。

 

 

福岡県内ではこのほか大正時代に建てられた福智町にある曹洞宗の寺院「興国寺」の本堂や山門も国の有形文化財に登録される予定です。

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