”18歳の自分を超えた” 33歳・鈴木聡美 日本競泳史上最年長で五輪代表
日本の競泳史上最年長となる33歳でオリンピックの代表入りを決めた、鈴木聡美(すずき・さとみ)選手。一時は競技の継続を悩むほどの苦難の時を超え、2大会ぶりのオリンピックの舞台で、進化した泳ぎを見せる。
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100メートルでは自己記録更新もパリオリンピック代表選考会は2種目で優勝し五輪切符
鈴木は、今年3月に行われたパリオリンピックの代表選考会で、まずは、100メートル平泳ぎで日本記録保持者の青木玲緒樹(あおき・れおな)選手との熾烈なデッドヒートを制した。タイムは自己ベストを更新する記録。さらに、200メートルでも優勝を果たし、2種目でのパリオリンピック代表を決めた。
33歳でのオリンピック出場は、日本の競泳史上最年長の快挙だ。鈴木は、「タッチして自己記録だったことに一番の喜びを感じた。まさか私が一番になると思っていなかった」と当時を振り返る。
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