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チャボに夢中!

小学6年生の木村充孝くん(11)が今一番ハマっていること、それはスポーツでもゲームでもなく、“チャボの飼育”です。卵からかえったばかりの雛から、立派な大人のチャボまで31羽を飼っています。きっかけは、インターネットでニワトリの写真をたまたま見たことでした。

 

鮮やかなとさかに鋭い目つき、力強い尾羽などビジュアルのかっこよさに魅了された充孝くんは、8歳の誕生日プレゼントとして両親にニワトリをねだります。「息子の興味があることを大切にしてあげたい」と考えた父親の協力で、充孝くんは3羽の「肥後ちゃぼ」を飼育することになりました。

 

国の天然記念物でもある肥後ちゃぼは、江戸時代から飼育されている観賞用のニワトリですが、今では絶滅の危機に瀕しています。充孝くんは、愛するチャボを守りたいと、「肥後ちゃぼ保存会」の最年少メンバーとして活動を始め、知識を増やしてきました。

 

そして今年、「一目で綺麗って思われるチャボを作ってファンを増やしたい」とチャボの美しさを競う大会で優勝を目指すことに。しかしチャボの美しさを極めるには分からないことだらけ。果たして大会でのチャボの仕上がりは…?チャボを愛する小学生の日常です。
 

(制作:RKK熊本放送/堀田 結生)

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