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福岡県内60市町村のホンネを大調査! 大木町&小郡市の自慢と不満に迫る

福岡県内60市町村で、各市町村の「自慢」と「不満」にスポットを当ててインタビューするコーナーの第三弾。
 

今回の舞台は大木町と小郡市です。果たして、どんな意見が出てくるのでしょうか。

のどかな大木町

人口約1万4,000人、三潴郡に属する唯一の町「大木町」。実は、福岡を代表する果物「あまおう」の一大産地でもあります。
 

そんな大木町で、自慢と不満を聞いてみました。
 

きのこ一色!

自慢は、何と言っても「きのこ」。「道の駅おおき」ではきのこのもぎ取り体験もできます。もともとは米やい草の産地だった大木町ですが、需要低下に伴って昭和48年頃にきのこの栽培を始めたところ、大ヒットして今に至るそうです。

そんな背景から、町の話題は見事に“きのこ一色”。安全運転を呼びかけるために警察官がきのこを配ったり、道の駅おおきの隣にはきのこ尽くしのレストラン「デリ&ビュッフェくるるん」が併設されていたりと、きのこだらけです。
 

平地には飽きた!?

不満を聞いてみると、「坂道がほしい」なんて声も。筑後平野のど真ん中にある大木町は山も海もない平地のため、ちょっとした刺激が必要な気持ちもわからなくはないかも?
 

「ゼロ・ウェイスト宣言」の町

一方で、日本随一の“循環の町”であることも大木町の特徴です。「デリ&ビュッフェくるるん」社長の松藤富士子さんに連れられやってきたのは、レストランに隣接する建物。なんとここでは、町中の家庭や事業所から集めた生ゴミやし尿を分解して肥料にし、農作物に役立てているそう。さらに、分解時に発生するガスは発電に使われるという隙の無さにも驚きです。

そんな大木町のゴミの分別は29種類。国内で5カ所しかない「ゼロ・ウェイスト宣言」(浪費や廃棄物をゼロにする取り組み)をした町でもあります。

ゴミの分別が難しい!


一方で「りんごのヘタの部分は木の枝になるから燃えるゴミかも?」など、分別が細かすぎて住民になかなか伝わらないという不満の声もありました。

ちなみに、市の環境課に問い合わせて確認したところ「ヘタの部分は生ゴミで受け入れが可能」とのことでした。また、ブドウを食べたあとの軸やリンゴの種も生ゴミで問題ないそうです。

大らかな人ばかり? 小郡市

続いて、人口約6万人と近年増加傾向にある「小郡市」を調査。「かえる寺」でおなじみの「如意輪寺」など、のどかな風景が自慢の小郡市では、どんな自慢と不満が飛び出すのでしょうか。
 

とにかく「人が良い」!

イベントでモノマネ歌唱を披露していた人々に聞いてみると「自慢は人が良いこと」とズバリ。さらに「移住者の若者も小郡市への理解がある」と答えた人も。モノマネ好きでユーモアに長けた小郡市の最大の自慢は「誰でも受け入れてくれる」という器の大きさなのかもしれません。
 

ドッキリのリアクションは……?


そんな小郡市の人々は、モノマネではなくホンモノが登場したらどうなるのか、ドッキリを実行してみることに。仕掛け人は、タモリモノマネで人気のジョニー志村です。

早速、住民の方に「タモリさんと明石家さんまさん、どちらが好きですか」と質問。その後ろに停まっている車からは、タモリに扮したジョニー志村がこっそりとのぞいています。まさに往年のドッキリスタイルです。


背後から登場すると、最初は驚いていたものの即座に平静に。そして、次に出た言葉は……。

「タモリさんにそっくり」でした。どうやら、すぐにバレてしまったそうです。そこで、次は「テレフォンショッキング」を真似して友人に電話をかけてもらうことに。ところが、1人目は受話器越しに「モノマネ」と疑われてしまいました。


2人目に紹介してもらった友人・佳代子さんは、ひょっとこ同好会の一人。「いいともー!」のノリもばっちりだったため、ホンモノが来ると思っているであろう佳代子さんのもとへ向かいます。

なんと、ひょっとこの姿で待ち構えていた佳代子さん。段取り良く音楽も準備してあり、すぐに踊りを披露してくれました。収録後、ジョニー志村であることを話すと「若いのですぐにわかった」とのこと。誰でも受け入れるモノマネ好きの小郡市の方は、対応は極めて冷静でした。

福岡どこの何クイズ

誰もが知っている福岡のシーンから出題。福岡県民なら誰もがわかる!?

Q. どこの店のそば?
 



A. 「牧のうどん」
 



福岡県の市町村には、まだまだ知られざる魅力が眠っているかも?

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