総力をあげて調べたトリビアネタの決定版「シン・福岡トリビア」。今回は福岡の「アニマル編」をお送りします。
シン・福岡トリビアNo.1
外洋大水槽には洞窟がある
「マリンワールド海の中道」(福岡市東区西戸崎)では、九州の海をテーマに、イルカやアザラシなど約350種3万点の海の生き物を展示しています。
代表的なのは、1階から2階を貫く「外洋大水槽」。九州南部の温暖な海域を再現していて、水深7メートルの水槽の中に50種類2万匹の魚が生息しています。そんな水槽の中にある洞窟まで、ダイバーが案内してくれる……?!
ダイバーが向かった洞窟の中には、お客の前に出てこない生き物の姿が。この洞窟内は、普段絶対に見ることができないそうです。

以前は「深海標本コレクション」の標本の裏にある室内から洞窟内を見ることができたとのことですが、今では標本が人気になり、中には入れなくなったようでした。

シン・福岡トリビアNo.2
初代マスコットキャラは水しぶきだった
水族館のマスコットといえば人気の動物が務めるのが一般的ですが、1989年の開館当初、マリンワールド海の中道のマスコットキャラクターは「マリンちゃん」と「ワールド」くん。波の水しぶきから生まれたそうです。
当時は、館内のモニターなど至るところにいたそうですが、いつしかフェードアウト。その失敗を教訓に誕生した2代目マスコットキャラが……
「メガマウス」というめずらしいサメをモチーフにした「メガトット」でした。またもやユニークな視点で生まれたキャラクターでしたが、惜しくもフェードアウト。
3代目の登場を待っています!

シン・福岡トリビアNo.3
到津の森公園のトラには「大小」がある

「到津の森公園」(北九州市小倉北区上到津)は、ゾウやキリン、ライオンなど約80種470の動物が暮らす動物園です。
その人気者であるトラには「大小」があるという。「大小」とは?

アムールトラのメス「ミライ」(13歳)をよく見てみると……

後頭部の縞が「大小」の文字になっていた!

動物学者のパンク町田さんに実際に見たいか聞いてみると、「写真で十分」とのことでした!
あいにく「不認定」となりましたが、ぜひ生でご覧ください!

シン・福岡トリビアNo.4
マスコットキャラのみらいは歩くことが苦手

到津の森公園で唯一の着ぐるみキャラ「みらい」は、絶大な人気を誇るマスコット。しかしながら、その出番は年に数回のみなんだそうです。

その理由は、ぽっちゃり体型で歩くことが苦手だから。

移動が必要なイベントの際はカゴ付き台車で移動していました。
こちらは残念ながら、認定ならず!

シン・福岡トリビアNo.5
観覧車に乗った時にしか見えないメッセージがある
到津の森公園は、遊園地だった名残から今でも子どもたちが遊べる遊具がある。なかには、定番の「観覧車」も!
そんな観覧車に乗った時にしか見えないメッセージがあると言います。実際に乗って探してみると……
園内のモノレールの上に「みんなでえがおに」のメッセージが。モノレールが走り出すタイミングで運よく現れる、奇跡のメッセージとのことでした。
こちらは王様の厳しめの判定で「不認定」でした!

シン・福岡トリビアNo.6
オリジナルカレンダーの絵は飼育員が描いている
到津の森公園で毎年販売されている「オリジナルカレンダー」(300円)。一定のファンがいる人気の商品らしいのですが、その絵を描いているのは……

なんと、飼育員の中嶋麻海さん。カエルなどの飼育を担当しているそうです。
園内には所々に中嶋さんのイラストが。日ごろの観察力で、生き生きとした動物を描いています。
そもそも、園内にある案内板の数々は、担当の飼育員が描いたオリジナルのイラスト付き。どれもすてきな仕上がり!
しかし、女王様がすでに知っていたので「不認定」となりました。

番外編
マリンワールド海の中道のペンギンたちは、実に多様な関係で結ばれている。館内に掲示されている相関図を見てみると一目瞭然。特に恋愛関係が複雑でした。
「シン・福岡トリビア」アニマル編、あなたはいくつ知っていましたか?
知らないトリビアがあったらぜひ家族や友人に話してみてください!
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう