デミー博士と名乗り、土木の魅力を伝える出水享(でみずあきら)さん(45)。
高校生の時に初めて見たマンホール。そこで下水道の存在を知り土木に興味を持ちます。
土木の仕事は、下水道をはじめ道路、ダムなどを作り、私たちの暮らしを支え、防災や減災に役立っている・・・知れば知るほど土木が好きになり、マンホールや橋の写真を撮りに行くようにもなりました。
現在は長崎大学大学院の職員。2010年からは、老朽化・崩壊が進む軍艦島を3D化して記録・研究を行い、その技術を建物の耐久性の調査に活用しようと取組んでいます。
土木が大好きなデミー博士ですが、土木業界は担い手不足が深刻な状況。子供たちの将来なりたい職業ランキングに土木業が登場することはほとんどありません。
そこで、土木の明るい未来を作るべく、広報活動で魅力を発信!工事現場の見学会や撮影会を開催したり、現場で働く人や重機、工事の様子などを取材しYouTubeにアップしています。そんなデミー博士の相棒は息子の琉(りゅう)さん(15)。父の活動をきっかけに土木に興味を持ち、長崎県内最年少で防災士の資格を取得しました。土木の魅力を親子で面白く伝え、子供が憧れる職業ナンバー1を目指します。(NBC長崎放送/米森仁美)
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