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『生きがいは“応援”~がんサバイバーのチアダンサー~』

福岡市にあるダンス教室「MIKI・ファニット」に、昨年10月にがんを経験した60代女性4名によってチアチームが誕生した。名前は、「Cuties Cheer Lovers通称:キューティーズ」。病に負けずチアダンスを通じてメッセージを伝え続けている。伝えたいのは「検診の重要性」と「生きることの喜び」。同じがん経験者が、人を励まし応援することで支え合えるコミュニティの創出を目指している。
メンバーの一人であるチェリーさん(64)は、パート勤務のあとチアダンス教室に通う主婦。60歳の時に大腸がんが見つかり、現在はステージ4の全身がん。家族の応援もあり、4年間治療を続けながらチアダンスの練習に通っている。
入院中もチアリーダが手にもつ「ポンポン」を、病室に持ち込み練習。同室の患者が手術のたびにエールを送り、先に退院する人がいるとポンポンを振って見送った。立花さんはチームのメンバーがいる練習場に帰ることを楽しみに治療を続け今は、キューティーズの活動を夫や子ども・孫も応援。「人を励まし、応援することが私の人生の生き甲斐」そう言いながら踊り続けるチェリーさんと、キューティーズのメンバーの活動に密着する。
(RKB毎日放送/迫 真由美)
 

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