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土砂災害を想定し救助訓練~梅雨入り前に手順確認 佐賀

去年夏の大雨で土砂災害が起きた佐賀県みやき町で、警察や消防の救助訓練が行われました。土砂崩れに車や人が巻き込まれた場面を想定したものです。

佐賀県みやき町蓑原で去年8月に起きた土砂崩れの現場には、約30人が集まりました。

RKB小畠健太
「土砂災害に巻き込まれた人がいないか、警察がドローンを使って捜索しています」

訓練は、土砂災害に車や人が巻き込まれたという想定です。ドローンを使って救助が必要な人を発見し、警察と消防が協力して救助にあたりました。また、崩れた土砂や倒木に巻き込まれた車に人が乗っていないか、警察犬による捜索も行われました。
参加者は訓練を通じて、救助活動での役割分担や、連絡の手順などを確認しました。

鳥栖警察署 三嶋浩之警備課長
「お互いの顔が見える関係であることが、実際の現場では非常に役立つ。災害は起こるものと考えて、日頃の備えに万全を期していきたい」

この訓練は、大雨による浸水や土砂災害が起きた場合の各機関の連携強化を目的に、梅雨を目前にしたこの時期に、毎年実施されています。

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