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「内水氾濫」4年連続の久留米市 「LINE」を活用し市民と災害情報共有へ 福岡

福岡県久留米市では、大雨によって筑後川の支流が溢れる「内水氾濫」が、4年連続で発生しています。梅雨入りを前に25日、市の担当者などが集まり対策を話し合いました。

久留米市 原口新五市長「今は水によって、本当に苦しめられています」

25日午後、久留米市で開かれた「水防協議会」には、市の担当者のほか警察や自衛隊、消防の関係者などが参加しました。久留米市では、2018年から4年連続で、筑後川の支流が溢れる「内水氾濫」が発生しています。去年も約2700棟の住宅が浸水被害を受けました。
25日の協議会では、去年、氾濫した切通川に新たに水位計を設置したことが報告されました。

久留米市 渋田克也防災対策担当部長「住民の皆様には命を守る行動、しっかり避難をしてもらいたいと強く思っています」

久留米市は、スマートフォンアプリの「LINE」を活用して、市の職員や消防団が投稿した災害に関する情報を、市民が共有できる取り組みを6月から始めることにしています。

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