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博多祇園山笠「棒洗い神事」~3年ぶり すべての行事開催 福岡

7月に開催される博多祇園山笠は、3年ぶりに全ての行事が実施されます。6月1日は、男たちが直接肩に担う舁(か)き棒を洗い清める神事が行われました。
福岡市博多区の櫛田神社浜宮には、1日朝、八番山笠上川端通の役員など約20人が集まり、祭りの安全を祈願しました。祈願を終えた男たちは、舁き山を動かす時に直接肩に担う長さ7.2メートル、重さ80キロの舁き棒6本に水をかけ、洗い清めていました。

「走る飾り山笠」と呼ばれる八番山笠上川端通は、去年、飾り山のみを設置しましたが、今年は3年ぶりに博多の街を走ります。
八番山笠上川端通 平田政廣総務「待ちに待ったものが来たなという気持ちが、皆さんあると思います。安心安全に執り行うことを肝に銘じながら、みんなと力を合わせてやっていきたいと思います」
一方、沿道の警備や感染症対策など、開催に向けての費用負担が増していることを受けて、福岡市や振興会で作る博多祇園山笠事業委員会は、1日正午からクラウドファンディングを実施しています。支援した人には、金額に応じて漫画家の長谷川法世さんがデザインした手ぬぐいや扇子などが、お礼の品として贈られます。
目標金額は200万円で、集まった費用は沿道の警備にかかる費用や若手の舁き手の育成に活用するということです。

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