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「西九州新幹線」営業時の最高速度“時速260キロ”に達する~6日の走行試験

今年9月に開業する予定の西九州新幹線は6日に、営業時の最高速度となる時速260キロで走行試験が行われました。

西九州新幹線の走行試験は、武雄温泉駅から長崎駅までの69.6キロの区間で実施されました。6日は、午前中の1往復目に最高速度が時速240キロに到達。さらに、午後からの3往復目で営業時の最高速度となる時速260キロに達しました。

走行試験は、鉄道・運輸機構とJR九州が合同で実施していて、線路や信号に異常がないかや安全に走行できるかを確認します。
西九州新幹線は博多から長崎に行く場合、途中の武雄温泉駅で在来線特急から新幹線に乗り換える「リレー方式」となっていて、所要時間は最短で1時間20分と現在と比べて30分ほど短縮されます。

JR九州の関係者によりますと、西九州新幹線の開業に伴い博多と肥前鹿島を結ぶ特急の愛称が、現在の「かもめ」から「かささぎ」に変わることがわかりました。別名・カチガラスとも呼ばれるカササギは、佐賀平野に多く生息していて佐賀の県鳥にもなっています。

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