福岡市地下鉄　障害児向けのポイント還元７月開始～「小児はやかけん」事前登録で

福岡市は障害を持つ子供が市営地下鉄を利用する場合、割り引き分をＩＣカードにポイントで還元する取り組みを始めると発表しました。

高島宗一郎市長「福岡市地下鉄では７月から新しいポイント還元制度を導入して、障害のあるお子様も地下鉄をスムーズに利用できるようにしたいというふうに思います」

福岡市地下鉄が７月１日から実施するのは、障害を持つ子供の割り引き分をポイントで還元する取り組みです。小学生以下が使用できる地下鉄のＩＣカード「小児はやかけん」を事前に登録すれば、利用した翌月に割引料金との差額がポイントとして付与されます。

これまでは地下鉄に乗るたびに駅の係員に障害者手帳を提示して、割り引き料金の乗車券を買う必要がありましたが、今後は改札機にカードをタッチするだけで乗車できるようになります。事前登録は６月１５日からホームページか郵送で受け付ける予定で、７月１日から運用が開始されます。