「リンゴ牛乳」10年ぶりに復活 大牟田市民のソウルドリンク~限定販売1万本 福岡

福岡県大牟田市などで販売されていた「オームリンゴ」をご存知でしょうか。リンゴ風味の牛乳で「リンゴ牛乳」とも呼ばれていました。10年前に製造中止となっていますが、大牟田市民のソウルドリンクと言われるなど、地元では約半世紀にわたって愛されてきました。その「リンゴ牛乳」が7月、再び販売されることになりました。

 

大牟田市の駅前で聞きました。

「これ、何だか知っていますか?」

街の人「あーオームリンゴ知っています。おいしかったですよ」「飲んだことあります。なくなったとき寂しかったよ」「子供のころ飲んでいました」

高校生以上で大牟田市の出身であれば、ほとんどの人が知っていると言っても過言ではない「オームリンゴ」。どこか懐かしいリンゴ風味の牛乳です。

現在は業務用の生クリームや、学校給食の牛乳を手がける福岡県大牟田市のオーム乳業が開発したもので、1963年に発売されました。

フルーツ牛乳の草分け的な存在として、当初は「りんご牛乳」という名前で販売され、2000年ごろのピーク時には、一日2000本が生産されていました。しかし、大手飲料メーカーとの競争が厳しくなり、2012年に販売を終了。会社には別れを惜しむ声が数多く寄せられたそうです。

あれから10年、「もう一度飲みたい」という地元の声に応えようと、今回「オームリンゴ」の復刻が決まりました。中心となったのは20代から40代の社員約10人、レシピは残っていたものの、当時の味を再現するのは難しかったようです。

オーム乳業 萩原浩幸部長「当時のレシピというか配合はあるんですけど、同じ原料っていうのはなかなか手に入らなくて、当時のベテラン社員の記憶をたどりながら試作を繰り返して」

オーム乳業 近浦貴人リーダー「社内でもこれだねっていう人と、ちょっと違うよねっていう人に分かれたりして、もちろんその現物が今あるわけではないので、これだっていう風に決めてしまうのにちょっと時間かかりました」

復刻が決まってから約2年、試行錯誤を続けながらもようやく「りんご牛乳」を再現することができました。

RKB小松久里子「限定復刻版のオームリンゴ、一足先にいただきます。甘酸っぱくておいしいですね。牛乳が少し強いかなと思っていたんですけど、そんなことない。まろやかですごくおいしいです」

今回復刻するのは1リットル入りの「オームリンゴ」で、希望小売価格は税込み280円、約1万本の限定販売を予定しています。7月1日からネット予約を受け付けるほか、7月中旬からは大牟田市や柳川市のスーパーなどで販売されることになっています。

街の人「嬉しいよ。買います」「母親が買ってきたりして、ちょっとテンションあがっていました。買おうと思います」

これだけではありません。販売にあわせて大牟田市内の洋菓子店10店舗ほどで、「オームリンゴ」を使ったオリジナルのコラボスイーツも販売されることが決まっています。

オーム乳業 近浦貴人リーダー「夏祭りがずっと中止になっていたり、近年、大牟田は大雨の被害とかが結構あったりしていたので、どうしても街全体が少し元気ないかなっていう風に感じているんですけども、ちょっとでも元気づけられるようなことになればと思います」

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