動物園の虎はミストで“涼”暑さ厳しい福岡で「かき氷」よく売れる

気象庁と環境省は30日、福岡県に今年初めて「熱中症警戒アラート」を出しました。福岡県と佐賀県にある8か所の観測地点で最高気温が35℃を超えました。

 

早朝の草刈りはエンジンがうるさいから・・・

すでに日差しも強くなった午前9時半ごろ、飯塚市では田んぼのあぜ道で農家の男性が草刈りを行っていました。本当は涼しい早朝に作業をしたかったようですが・・

農家の男性「朝5時半とか6時からバリバリバリバリいわせて近所迷惑と言われたらこっちも言いようがない、仕事とはいえ」

佐賀市は今シーズン初めて35℃を超えました。市内にある公園では朝から子供たちが水遊びを楽しんでいました。

 

女の子「めっちゃ楽しいです」男の子「冷たい!」
保護者「きょうも昼から暑くなるみたいなので午前中のうちにと思って早めに来ました」

30日は久留米市で36・4℃、太宰府市で35・9℃など福岡と佐賀の8か所で猛暑日となったほか、福岡市や北九州市でも35℃に迫る暑さとなり、かき氷や冷たい飲み物がよく売れていました。

 

虎は水に浸かって“涼”

暑さに注意するのはヒトだけではありません。

RKB本田奈也花「トラやライオンの檻にはミストが用意されています。虎が水に浸かって涼んでいます」

福岡市動物園では暑さで動物が体調を崩さないようミストや氷を与えるなど様々な対策を行っています。

RKB本田奈也花「オランウータンがこちらにやってきました。ペットボトルと氷を持って行きました。ペットボトルのふたを開けて飲んでいます。2~3分も経たないうちに飲み終わりました」

来園客「可愛い。人間だけでなく動物の熱中症になるのでとても良いことだと思う」

福岡市動物園飼育員・永尾英史さん「できるだけ効率的に動物たちにとって少しでも暑さをしのげるようにしていきたい」

「雨が少ないと心配」気をもむ農家

一方、農作物も暑さによる影響が心配されています。約20種類のブドウを栽培する観光農園を訪ねました。

RKB堤千春「来月からブドウ狩りが始まる久留米市田主丸町の農園です。生育状態は良く、だんだんと赤くなっていくそうです」

夏の収穫シーズンに向けて今は順調に育っていますが、今後も猛暑と雨不足が続けば実の成長が遅れ、色づきが進まないおそれがあるといいます。

中野果実園・中野正二さん「大きいのから皆さん取っていきたがるので、これだけ雨が少ないと心配ですね」

RKBのまとめでは福岡県で午後4時半までに43人が熱中症の症状を訴えて病院に運ばれました。7月1日も暑い日が続くとみられ体調管理には引き続き注意が必要です。

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