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きょうから7月! 夏の楽しみと値上げの圧迫 交錯する夏

きょうから7月です。いよいよ夏本番へと突入しますが、夏休みへ向けた楽しい話題と家計や暮らしには厳しい話題があるようです。7月から始まる主な動きをまとめました。  

◆いよいよ夏到来!

RKB坂本くるみ「照りつけるような日差しのもと、海の水が気持ちいいです! 7月に入り、海は夏本番。こちらの糸島市の海水浴場はきょうが海開きということで、さっそく海水浴を楽しむ人の姿が見られます」
海水浴客「気持ちいいね」「気が済むまで(泳ぎます)」

今年はプールや海水浴を再開する動きが広がっています。1日は、糸島市の芥屋(けや)海水浴場と福岡市東区の志賀島海水浴場で、海開きが行われました。

新しい交通の足も!

夏の旅行シーズンへ向けた動きです。北海道に本社を置く「エア・ドゥ」が1日、福岡と新千歳の間で就航しました。1日1往復し、片道6900円からとなっています。

搭乗客「一番お安かったので。いくら丼が食べたいです」

就航を記念して、乗客全員に北海道の名産品などがプレゼントされました。
テープカット「どうぞ!」
高速バスも、新たな路線が運行を始めました。福岡市と、山口県で最も古い歴史を持つ長門湯本温泉の間を結ぶ「おとずれ号」です。

西日本鉄道 自動車事業本部 宮崎泰・営業企画部部長「いろいろな自治体さんと協力をして、一緒にタッグを組んでやっていく。それのトップリーダーであり、先陣を切っていただくのが長門市の皆さんだと思っています」

西鉄が高速バスの路線を新設するのは、3年ぶりとなります。

◆一方、値上げの夏にも…

RKB坂本くるみ「人気ののり弁当。ちくわ天がボリュームアップするのと同時に、30円値上がりすることになりました」
7月に入っても、値上げが止まりません。大手スーパーのイオンは、これまで価格を据え置きとしていたプライベートブランド商品について、マヨネーズとカップ麺、外箱を省いたティッシュの3つに限り値上げします。また、食パンや食用油も価格が引き上げられるなど、家計には厳しい夏となります。

◆電力ひっ迫の夏に

九州電力 池辺和弘社長(6月28日)「熱中症予防などに留意しつつ、支障のない範囲でできる限りの節電にご協力いただきますよう、お願いいたします」
九州電力は夏場の電力不足に備えて1日、「需給ひっ迫対策総本部」を設置しました。九州電力によりますと、猛暑の場合でも電力の安定供給に最低限必要とされる「供給予備率3%」は、何とか確保できる見通しとしていますが、ここ数年で最も厳しい状況だということです。

九電は定期点検中の玄海原発4号機について、今月10日に稼働を再開する予定で、苅田町にある石炭火力発電所の活用も検討しています。

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