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夏休み目前!「コロナ陽性急増」でPCR検査に行列も……見通しを専門家に聞く

新型コロナの感染拡大が止まりません。子供たちの夏休みも目前に迫る中、今後の感染の見通しやこの時期の過ごし方を、専門家に聞きました。  
福岡県の一日ごとの新規陽性者数を示すカレンダーです。連日、多くの陽性者が確認され、収束が見通せない状況が続いています。

◆知事は「第7波を迎えた」

服部誠太郎福岡県知事「第7波を現在迎えている、と考えています。地域的にも、県内全域で感染が拡大している状況です」

北九州市立八幡病院の伊藤重彦名誉院長は、行動制限がない中での「気の緩み」が、感染拡大につながることを懸念しています。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦名誉院長「人が集まる場所がたくさんできあがっていて、密に集まっているという状況が見受けられます。今お若い方お元気で症状のない方もオミクロン株(の感染者が)たくさんおられます。ついつい気が緩んでマスクを外してしまうという機会の中に、感染者と一緒におられると確実に感染していくと思います」

◆検査に長い行列

◆「今より1~2割の注意を」

3年ぶりに行動制限がない帰省やレジャーのシーズンを迎えるにあたり、感染を防ぐにはどのように過ごせばいいのでしょうか。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦名誉院長「大勢の人が集まる場所に行く時は、回数を少し減らす。マスクを外す機会が多い時には、その数を少し減らす。こういう毎日毎日の注意深い感染対策を、今以上に1割から2割心がけるという気持ちを強く持っていただければと思います」
伊藤名誉院長は、症状がある場合には、感染の有無を確認することが大切としたうえで、このように話します。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦名誉院長「並ぶにしてもしっかり、感染していない人がかからないための工夫は自分なりにしながら、検査を受けていただくことになると思います。今のこの時期に熱があって喉が痛ければ、検査を受けなくてもオミクロン株に感染しているということをしっかり思って、しばらくの間人との接触を避ける。こういう工夫も必要だと思います

今週は子供たちの夏休みも始まる中、福岡県の服部知事は、行動制限は求めないものの「最大限の警戒を続けてほしい」と呼びかけました。

服部誠太郎福岡県知事「さらなる感染拡大に対して、最大限の警戒を続けていくことが必要です。里帰り・旅行・会食の予定がある方は、567か所の無料検査所を開設しています。無料検査をご活用ください」

◆「今より1~2割の注意を」

3年ぶりに行動制限がない帰省やレジャーのシーズンを迎えるにあたり、感染を防ぐにはどのように過ごせばいいのでしょうか。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦名誉院長「大勢の人が集まる場所に行く時は、回数を少し減らす。マスクを外す機会が多い時には、その数を少し減らす。こういう毎日毎日の注意深い感染対策を、今以上に1割から2割心がけるという気持ちを強く持っていただければと思います」

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