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福岡県「行動制限を伴う要請なし」コロナ特別警報 福岡市は相談ダイヤル強化

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福岡県の新型コロナ新規陽性者数は22日1万2155人で、過去最多を更新しました。県は「コロナ警報」を「特別警報」に引き上げ、マスクの着用や消毒、換気など基本的な感染対策を徹底するよう改めて呼びかけました。

福岡県は新規陽性者が初めて1万人を突破するなど感染が拡大し、病床使用率が目安の50%を上回っていることから、22日に県独自の「コロナ警報」を「特別警報」に引き上げました。

ただ、感染力は強いが重症化しにくいオミクロン株の特性と国の方針を踏まえ、飲食店に対する営業時間の短縮など「行動制限を伴う要請は行わない」としています。

その上で、県民に対しては基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種などを呼びかけました。

また、夜間や休日に患者が急増しているため、可能ならば平日・日中に医療機関を受診してほしいとしています。

一方、福岡市は適切な医療提供体制を維持するため、新型コロナ相談ダイヤルの回線数を増やしました。

市によりますと、軽症の人が急患診療センターに詰めかけ、新型コロナ以外の患者が受診しにくいケースもあるということです。

会見に同席した医師は、最近の新型コロナの症状は40度以上の高熱と喉の痛みが多いとした上で、病院を受診する前に電話で相談して欲しいとしています。

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