目撃したら“義務”タクシー運転手が飲酒運転の車を記憶→通報する訓練

今月２５日から明日までは福岡県の飲酒運転撲滅週間です。春日市で３０日、タクシー運転手を対象とした通報訓練が実施されました。  


◆ナンバーなどの特徴を確認
「飲酒運転らしき車の通報です」
３０日の「飲酒運転通報訓練」には、福岡市タクシー協会筑紫部会に所属する９社と警察の計１６人が参加しました。

この訓練は繁華街で酒を飲んだ人が車に乗り運転を始めたのをタクシー運転手が目撃したという設定で実施。参加者は車のナンバープレートや特徴を確認した上で警察に通報していました。


◆タクシー事業者には訓練も努力義務
福岡県ではおととし６月の条例改正で県民が飲酒運転を目撃した際の警察官への通報が義務化されたほか、タクシー事業者を対象に通報訓練を実施する努力義務が規定されています。