「負けるか、この野郎」旦過市場の応援グッズに高倉健さんの言葉

福岡県出身の俳優・高倉健さんが過酷な撮影のときに心に刻んでいたという言葉「負けるか、この野郎」。この言葉を使った応援グッズを製作・販売し、販売利益を二度の大火に見舞われた旦過市場一帯の被災者に寄付する取り組みが始まっています。

美しい縞模様が特徴の小倉織に、一枚一枚プリントされているのは・・・「負けるか、この野郎」、火災に見舞われた人たちを応援する言葉です。

先月１０日、「北九州の台所」旦過市場とその一帯は、再び真っ赤な炎に包まれました。４月に起きた大火災から復興への道を歩み始めた矢先のことでした。

途方に暮れる被災者たちを支援しようと立ち上がったのが、北九州にゆかりのあるアーティストたちです。

小倉縞縞　築城弥央専務「高倉健さんの高倉プロモーションの代表の方と親しくさせてもらっていて、すぐに連絡して、『負けるかこの野郎』という言葉が、彼の言葉であったのっている話をして、まさにこの言葉が今の私たちの状況で、元気を与えるんじゃないかということで」

中間市出身の俳優・高倉健さんが、過酷な撮影のときに心に刻んでいたという言葉「負けるか、この野郎」。この言葉を北九州市在住のイラストレーター、黒田征太郎さんがデザインし、前掛けやバッグ風呂敷など、６品目を応援グッズとして急ピッチで製作しています。

購入した人「こんないいものがあると思って買おうと、いいですよ。これはデザインもいいし」

小倉縞縞　築城弥央専務「心からお見舞い申し上げます。よかったら、あわせてみてください」

市場関係者「ばっちりです。ありがとうございます。気持ちが引き締まりますね。頑張りますんで」

できあがったグッズを実際に身につけてもらおうと、市場の関係者に前掛けをプレゼントしました。店主たちの表情も和らぎます。

市場関係者「高倉健さんのすごいですね、大切に使います」

小倉縞縞　築城弥央専務「やっとお渡しできて、再生できる明日があるかなと信じたいなと思う気持ちです」

購入した人「こんないいものがあると思って買おうと、いいですよ。これはデザインもいいし」

小倉縞縞　築城弥央専務「心からお見舞い申し上げます。よかったら、あわせてみてください」

市場関係者「ばっちりです。ありがとうございます。気持ちが引き締まりますね。頑張りますんで」

できあがったグッズを実際に身につけてもらおうと、市場の関係者に前掛けをプレゼントしました。店主たちの表情も和らぎます。

市場関係者「高倉健さんのすごいですね、大切に使います」

小倉縞縞　築城弥央専務「やっとお渡しできて、再生できる明日があるかなと信じたいなと思う気持ちです」

北九州のアーティストたちが手がけた応援グッズは、インターネットと電話で予約を受け付けていて、販売利益はすべて、被災した人たちに寄付されます。