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トラック運転席の「死角」児童が体験 小学校で交通安全教室

トラックには運転席からは見えない、さまざまな「死角」があります。その「死角」を子供たちに体感してもらう交通安全教室が、北九州市の小学校で開かれました。  


◆「内輪差」で起きる巻き込み事故
北九州市戸畑区の一枝小学校で開かれた交通安全教室には、4年生約40人と運送会社の関係者が参加しました。最初に、子供の人形を使った事故の再現が行われ、トラックの「内輪差」が原因で起こる巻き込み事故について学びました。


◆「死角」を体験
その後、子供たちは2メートルの高さがあるトラックの運転席に座り、ドライバーからは見えない死角になっている場所を確認しました。

児童「運転席はちょっと立たないと、下は見えなかったです。意識して横断歩道を渡ろうと思いました」「高くて周りが広く見えた。こんな体験はもう無いと思うから大切にしたい」

福岡県内で今年起きた交通事故の数は、先月末までに1万2723件に上ります。このうち、中学生以下の子供が巻き込まれた事故は421件となっています。

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