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小雪が舞い、樹木に霧氷がついた朝~九州北部は1日、真冬並みの冷え込みに

九州北部地方は強い寒気の影響で寒い1日となりました。

山頂では枝先が凍り「霧氷」に


福岡県添田町の英彦山では、樹木の枝先が凍る霧氷が見られ、時折、小雪も舞っていました。
RKB吉松真希「福岡市天神は手がかじかむような寒さです」
気象台によりますと1日朝の最低気温は福岡市で8・1℃、北九州市で7・4℃と今シーズン最低を記録するなど各地で冷え込みました。
街の人「顔が出ているところが痛いから急に寒くなっています」「もうちょっと着込んでくればよかったです」

鍋の具材が売れた日


寒い日に食べたいのがあったかい鍋。北九州市戸畑区の青果店では白菜やネギ、キノコといった鍋の具材が売れていました。大同青果の担当者によると今は全体的に野菜の価格が下がっていてお買い得だということです。
買い物客「白菜と春菊ととうふを買いました。寒いので鍋をしようかと」 飲食店の経営者「これぐらいぐっと冷えると鍋の注文が増えるので。鱈としらこの海鮮鍋にしようかなと」

いちご農家はシーズンに向け準備

日中も気温が上がらず、最高気温は多くの観測地点で10℃を下回りました。 福岡市西区にあるいちご農園は、3日から客を受け入れます。いちご狩りのシーズンが本格化しますが、今年は寒さがより堪えるそうです。
池いちご園「燃料は倍、電気代も倍。植物が元気に育つには、絶対に必要なものですから、絶対に手が抜けないからですね。来園客に喜んでもらうのが一番嬉しいですね」
いちごの栽培は、ハウスの温度を一定に保つ必要があり、冬場はボイラーの使用が欠かせません。燃料代や電気代に加え、今年は肥料代も去年の2~2.5倍に上がったため、いちご狩りの料金を中学生以上に限り値上げしたということです。

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