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「日常を大切に」6歳の娘を事故で亡くした母親が高校生に“読み聞かせ”

「日常を大切にしてほしい」6歳の娘を交通事故で亡くした母親が高校生たちにかけた言葉です。命の大切さについて考えます。


◆交通事故で帰らぬ人に
池田さん「いま、自分は幸せだと思いますか?」北九州市の小倉工業高校で14日開かれた講演会。約560人の生徒に向けてこう問いかけたのは、池田かおりさんです。2016年12月9日、娘の陽菜ちゃん(当時6歳)は家を出た後、交差点を直進してきた乗用車にはねられました。池田さんは小学校の担任から電話を受け現場にかけつけました。頭などを強く打っていた陽菜ちゃんは、そのまま帰らぬ人となりました。


◆生涯をまとめた絵本を出版
池田さんは、交通事故を少しでも減らすことができればと陽菜ちゃんの生涯をまとめた絵本を作り、自費で出版しました。陽菜ちゃんの命日には、チラシや反射材を使ったリストバンドを配布して交通安全を呼びかけているほか、年に10回ほど、福岡県内の中学校や高校で講演会を開いています。冒頭、絵本の読み聞かせをした池田さん、「命の大切さ」についてゆっくりと語りかけました。

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