家庭の生ごみ堆肥化「コンポスト」「電動生ごみ処理機」購入費用の半額補助　福岡市　

生ごみを微生物の働きによって堆肥化する「コンポスト」について、福岡市が家庭への普及に乗り出しました。


◆購入費用の半額補助
高島宗一郎市長「花を育てる肥料を、市民の皆さんの生ごみから作り出してしまおうという、とっても循環型の素敵な取り組みをスタートしたいと思います」

福岡市は、家庭から出る生ごみのリサイクルを推進するため、新たな施策を打ち出しました。具体的には、微生物の働きによって生ごみを分解して堆肥化する「コンポスト容器」や「電動生ごみ処理機」を購入した人に対し、購入費用の半額を補助します。


◆補助金の申請は５月１日から
水分の多い生ごみは、焼却する際に発生する二酸化炭素の量が多いことから、資源化することで地球温暖化対策に効果が期待されます。また、作られた堆肥のうち家庭で使い切れないものは、区役所など市内９か所にある資源物回収ボックスに持ち込めば、歩道や公園の花壇などで活用されるということです。
補助金の申請は５月１日からで、市のホームページから専用の申請書をダウンロードするか、ごみ減量推進課が問い合わせを受け付けています。