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「地域からしか世界は見えない」ジャーナリスト金平茂紀さん 西南学院大生に語る

福岡市の西南学院大学は2023年度、テレビのドキュメンタリーを鑑賞して議論する新しい講座を設けました。これを記念して21日、ジャーナリストの金平茂紀さんが講師になり、学生たちに語りかけました。


◆大学生に熱く語る金平茂紀さん
金平茂紀さん「自分たちが住んでいる、暮らしている地域に根ざしたものでないと、本物のメッセージではないみたいな」

西南学院大学の法学部が設けた「TVドキュメンタリー実践論」の講座では21日、RKBが土曜日に放送する「報道特集」で長年キャスターを務めた金平茂紀さんが講演しました。


◆ドキュメンタリー制作の志を同じくする他局の仲間
この講座の教科書は、4月出版されたばかりの『ドキュメンタリーの現在 九州で足もとを掘る』です。福岡でドキュメンタリーを制作してきたRKB・KBC・NHKの3人の制作者が、放送局の垣根を越えて共同で執筆しました。22日午後1時からは、3人の作品が上演されます。

4月22日(土) 西南コミュニティセンター、入場無料
13時『良心の実弾 医師・中村哲が遺したもの』KBC
14時30分『イントレランスの時代』RKB
16時『花を奉る 石牟礼道子の世界』NHK

※各番組上映後、金平茂紀さんのビデオメッセージ、制作者が解説


◆金平茂紀さんが一般向けに無料講演
また、23日には、金平茂紀さんが一般向けにも講演するほか、RKBのドキュメンタリー「あいラブ優ちゃん」も上映します。いずれも入場は無料です。

4月23日(日) 西南コミュニティセンター、入場無料
13時 金平茂紀さん記念講演「テレビドキュメンタリーの可能性」
15時 RKB『あいラブ優ちゃん』記念上映
16時 シンポジウム「ドキュメンタリーの現在」

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