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警察署長会議で「極めて厳しい情勢」福岡で急増する交通事故の“死者”

福岡県内で交通死亡事故が大幅に増加する中、警察幹部を集めた署長会議が開かれました。福岡県警の岡部正勝本部長は「総合的な交通事故抑止対策を推進」するよう訓示しています。


◆幹部127人が参加
福岡県警本部で開かれた警察署長会議には、県内36の警察署の署長など幹部あわせて127人が参加しました。
会議の冒頭で福岡県警の岡部正勝本部長は、「暴力団の壊滅」や「性犯罪の根絶」、「ニセ電話詐欺対策」などに引き続き力を入れるよう指示するとともに大幅に増加している交通死亡事故について「極めて厳しい情勢」との認識を示しました。


◆警戒宣言が出されるも・・・
福岡県では2001年以来となる「交通死亡事故警戒宣言」が発表されていますが22日土曜日も福岡市東区香椎照葉の交差点で、軽乗用車と乗用車が衝突し小学6年の女子児童が死亡しました。今年の交通事故による死者は、去年の同じ時期の倍となる36人に上っていて警察は、幹線道路での交通指導や取り締まりを強化しています。

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