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3万8000人の認知症の人が安心して暮らせる街づくり~福岡市が新拠点を開設へ

福岡市は、認知症の人が安心して暮らせるまちを実現するため、相談や学びのスペースを備えた新たな拠点を開設すると発表しました。


◆本人や家族が交流できるスペース
福岡市・高島宗一郎市長「福岡市では認知症のみなさんに優しい“認知症フレンドリーシティ”を進めていますが、その拠点となるセンターを9月に開設します」

新たな拠点となる「認知症フレンドリーセンター」は福岡市中央区舞鶴のあいれふ2階に今年9月に開設されます。
認知症の人やその家族が相談・交流できるスペースを設けるほか認知症をサポートする取り組みが紹介されています。


◆福岡市に約3万8000人いる認知症の人
また、AR=拡張現実を使った認知症の体験や認知症の人とのコミュニケーションに役立つケア技法=「ユマニチュード」の講座などが行われる計画です。福岡市の推計では市内に住む認知症の人は去年の3月末時点で約3万8000人と見られていて、認知症への支援を拡充させていきたい考えです。

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