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下関・室津は海に囲まれたウニの宝庫!「#動くなら下関」で堪能する

北部九州・山口のコミュニティFM各局とRKBラジオによるコラボ番組『ローカる!』。地域密着のコミュニティFM局のパーソナリティにとっておきの街ネタを紹介してもらう。6月19日(日)の放送では、自ら割ったウニをその場で食べるという夢のような体験を、山口県下関市のCOME!ON!FMのパーソナリティ・たなか~る先生こと田中洋一さんの案内でお送りした。(報告・番組ディレクター荒木風花)  

アウトドア体験「動くなら下関」の中から“美味しい体験”を

下関市中心部から日本海 響灘を一望しなからドライブすること約40分。目の前にはキラキラした海が広がる、下関市室津へやってきた。近くには「コーヤマリス」というオーシャンビューの飲食店がある。たなか~る先生曰くこの場所で、ある「素晴らしい体験」ができるらしい。そのヒントとなる看板「動くなら下関」という旗があった。地元の方に話を聞いた。

小嶺安弘さん:「動くなら下関」とは下関のアウトドアを盛り上げるべく、アウトドア体験をいろんな角度から提供している事業者の方と連携するプロジェクトです。アクティビティの動くとかけて、SNSとも連携し、下関のアクティビティをどんどん発信していっています。

 

たなか~る先生:今日は荒木さんに「美味しく」動いてもらおうと思います!
コーヤマリス内の広場に行くとそこにあったのは…「ウニ」!!これを自分で割って食べることができるという、夢のようなイベントだった。しかし、ウニって高級食材なのではないだろうか?

たなか~る先生:この「紫ウニ」は海藻を食べるので毛嫌いされているんです。それを私たちが美味しくいただこうというイベントなんです。ウニを割るところから自らすることで、美味しさが違うと思うんです。
 
ウニ丼が作れる量を、とひたすら割り続けること20分。直径20cmのザルの中にはきれいなウニが並んだ。アツアツのご飯にウニを乗せて、いざ実食。

荒木:最高です!ここは天国か…自分で割っているからこそ美味しい!
 

食べる側は嬉しいウニ割り体験、でも漁師は「気が引ける」

その夜、下関で堪能したウニの味が忘れられず眠れなかった。このイベントを開いたコーヤマリスの木村さんに、こんな夢のようなイベントをすることになったきっかけを聞いた。

コーヤマリス・木村さん:室津漁協の漁師・西川さんと去年、室津のウニを食べようとしたんですが、私たちだけでは食べきれない量だったこともあり、参加者を募ることにしたんです。ウニは採ってくる費用よりも、加工して商品化する費用の方が高いんです。そのため、漁師さんの視点だと、みんなに割って食べてもらうというのは気が引けるそうなんです。しかし、私たち食べる側は、ウニを自分で割って食べられるなんて、やりたいけどなかなかできることではありません。そのギャップをここで埋められてよかったと思っています。

 

木村さん:もともと私は薬剤師として漢方薬局に勤務していた経験から、健康というのは日々の生活の中から管理することが大事だと実感しました。自分たちが住んでいる町が元気でないと、そこに住む人々の健康は守られないという思いからコーヤマリスをオープンさせ、このようなイベントを開催しました。これからもより元気になれるような「食事体験」を提供したいと思います。
美味しいだけでなく、ここ下関・室津には人々の優しさがあふれていると感じた。次回6月26日の放送では、下関のコリアンタウンへ向かう。

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