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海を滑走!鉄人ポストマン

「いらっしゃいませ!こんにちは!」大分県杵築市の小さな郵便局で局長を務める黒石勇次さん(53)。柔らかな笑顔が印象的な男性だが、もうひとつ別の顔を持っている。ひとたび海に出るとウインドサーフィンの選手に変身!
「初めて乗った時、波に揺られながら見た景色が最高だった」と語る黒石さん。19歳で競技に出会い、34年たった今でも現役を続けている。これまで国体に20回出場し、入賞6回、最高成績2位と実績も十分。さらに毎日10キロのジョギングに加え、地元駅伝チームに所属し、フルマラソンにも出場するなど、陸上でも体を鍛え続ける日々。家族は妻と2人の子ども。共に暮らす23歳の娘は「暇さえあれば体を鍛えている。家にいる方が珍しい」と話す。どうしてそこまでストイックになれるのか。その背景には、11年前、地元大分で開催された国体での悔しい思いがあった。そして今年も国体の季節がやって来た!
自身21回目の舞台は茨城県・霞ヶ浦。東京の大学に通う息子も応援にかけつけ、国内最高峰の舞台に挑む。目指すは入賞8位以上、そして自己最高2位を超える成績へ!風を操り、海を滑走!第一線で活躍を続ける鉄人の挑戦を追った。
(製作:OBS大分放送 / 高橋 宏明)

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