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父と子をつなぐベーカリー

福岡県那珂川市の小さなベーカリー「Plume」を営むのは中村謙一さん(57)。

明太子と出汁の専門店の本業を持ちながら、独学でベーカリーを開業。オリジナルのパンで地元に愛される店に成長したものの、経営は苦しい状態。周りから閉業を勧められる毎日、しかし続ける理由は、ただ一つ。

 

「パン作り」を家業にすることで自閉症の息子・友哉くん(10)の将来の選択肢の1つになればと自ら勉強を重ね、パン作りに励んでいる。しかし売れない日々、減っていく資金。

それでも諦めない中村さんはパン職人の匠を招き技を学び、新作パンを展示会に出品。パンに込めた思いを必死に伝え続けている。

 

その中村さんを支えるのは家族、時間を見つけては工房にやってくる友哉くん。父がつくる「パン」が大好きだという。その父子で新作パンを発売することに!
テーマは自慢の明太子を使ったふわふわパン。子供でも食べられるようにと、バターとチーズを明太子と合わせ優しい甘さのクリームをたっぷり詰めた1本が完成。「ともやの明太子パン」として売り出すことが決まった。

 

そんな父子の絆は「剣道」。週末は一緒に汗を流す。家族のために日々奮闘する父の姿を追った。

 

(RKB毎日放送/谷口あゆみ)

 

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