ローカる!

日曜 11:00
久留米つばきのシンボルは海を越えて有名に!世界のつばき館で癒される

久留米つばきのシンボルは海を越えて有名に!世界のつばき館で癒される

北部九州・山口災害情報パートナーシップを結ぶコミュニティFM各局とRKBによるコラボ番組「ローカる!」。地域密着のコミュニティFM局のパーソナリティにとっておきの街ネタを紹介してもらう。9月は久留米市にあるドリームスFMの放送エリアで、一足早い「秋」を見つける。4日の放送では、世界のツバキが一同に集まる「久留米市世界のつばき館」を訪れた。

 

JR筑後草野駅から歩いて10分ほどの場所にある「久留米市世界のつばき館」。久留米市は全国有数のつばきの産地としても有名だ。「世界の」と名前がつくだけに「世界中で咲き誇るツバキがある」と、館長の國武博さんは話す。館内に入ると、つばきに関する情報や商品などが売られていた。

國武さん:「情報交流施設」になっていて、つばきに関する展示や教室などが開かれています。つばきにちなんだお土産品もあります。その中の一押しは久留米椿の実を絞った「里のしずく」という椿油です。髪の毛にはもちろん、肌の保湿にも効果抜群です。

情報交流施設を出ると、「ガラスハウス」の中にたくさんのつばきが!

國武さん:この中には原種ツバキと言って、野生のツバキがあります。世界には東南アジアを中心に約250品種あると言われていますが、その約半数がこのガラスハウス内に植栽されています。これが名前に「世界」と入っている由縁になります。

久留米市世界のつばき館から歩いて10分ほどの場所にある「久留米つばき園」と合わせて、1年を通して楽しむことができる。つばきと言えば冬から春にかけて見頃を迎えるが、夏に咲く珍しいつばきがあるという。

國武さん:中国の原種ツバキ「アザレアツバキ」が最盛期を迎えています。つばきは夏に花を咲かせることがなく、このアザレアツバキはかなり珍しい品種になります。夏の暑さに強く、7月ごろから来年2月ぐらいまで花を咲かせます。今年は長くて3月ごろまで花を咲かせていましたよ。今年咲くか心配でしたが、7月にきれいな花を咲かせてくれました。

濃いピンクの花が咲くアザレアツバキ。ハイビスカスのような色味が特徴だ。生命力の強さを感じた。11月ごろからサザンカ類が咲き始めてから、早咲きのつばきが咲き始める。そこから4月ごろまで長期間つばきを楽しむことができる。これからつばきの季節に移り変わっていくことになる。ガラスハウスを進んでいくと、あまりに大きすぎる実をつけるつばきを見つけた。

國武さん:中国の「ギガントカルパ」は、通常のつばきの実の10倍以上の実をつけるんです。もともとは油を採るために栽培されていたので、大きな実になったようです。こちらは11月ごろから花が咲く早咲きのつばきです。

「世界の」とつくつばき園にはアジア圏のつばきも多く植栽されている。ガラスハウス内の原種ツバキは東南アジアに自生しており、その原種ツバキを改良したものがヨーロッパやアメリカで盛んになっている。

國武さん:これは12月ごろから咲き始めるベトナムの「ハイドゥン」という品種です。ハイドゥンはベトナムのお正月花として使われていたため、めでたいつばきですね。つばき館のパンフレットの表紙の花でもあります。

 

ガラスハウスを回るだけでまるでアジア旅行のような気分になった。日本の園芸品種やアメリカ、ヨーロッパのつばきが植栽されているつばき庭園へ。78品種133本のつばきのもとへ向かうと、珍しい名前のツバキが多くて驚く。

荒木:びっくりした名前がありまして…オーストラリアの「スイート・エミリー・ケイト」!人の名前のようですね。

 

國武さん:つばきは作り出した人の奥さんや子供などの家族の名前を付けている品種が多くあります。

もともとこのつばき庭園は農家の方のつばき畑だったこともあり、その当時から植栽されているものは幹の大きさが違う。その農家の方に寄付していただきこの提案が出来たそうだ。つばき館から歩いて10分の場所にある久留米つばき園へ向かった。

國武さん:つばき園は国際優秀つばき園として国際つばき協会から認定を受けています。久留米市には石橋文化センターのつばき園と2か所あるんです。同じ市に2か所あるのは大変珍しいそうです。

つばき園入ってすぐ、シンボルツリー「正義」が。

荒木:孫正義さんと何か関係があるんですか?

 

國武さん:それはないんですが、ある言い伝えがありまして…。このつばきを久留米が所属していた有馬のお殿様に献上したところ、花を見て「正に義」といったそうなんです。そこから「正義」と名付けられたと伝わっています。今では久留米つばきのシンボルになっています。

3月から4月にグラデーションがきれいな花が咲く「正義」は有名なシーボルト博士が「ドン・ケラリ―」という名前で世界中に広めたと言われている。これをもとに新しい品種も開発されているそうで、正義が世界で愛されていることを実感した。つばき館に戻っていると、國武館長がつばきを使った飲み物を販売しているという話になった。一体どんな味がするのだろうか。

國武さん:今年7月からつばき館で販売をはじめました。緑茶ベースにハーブをブレンドした「萌黄」、ほうじ茶ベースにハイビスカスとローズヒップをブレンドした「つばき美人」、紅茶をベースに数種類のスパイスをブレンドした「琥珀」の3種類です。

早速「つばき美人」をいただいた。

荒木:色は赤っぽい…味は…おいしい!!ローズヒップの香りもして、寝る前のリラックスタイムのお供にしたいです!

さらに久留米つばきのシンボル「正義」がジェラートになった。

國武さん:「つばきジェラート」といって、久留米産のミルクにあまおうイチゴをブレンドして正義の花をイメージしました。ミルク部分につばきオイルを練りこんでいます。甘い口当たりのジェラートになっています。つばき館がある耳納北麓にはそれぞれジェラートを販売するお店がありました。そこで、夏にこの耳納北麓に来てほしいということで「第5回耳納北麓ジェラート総選挙」を開催しています!

このジェラート総選挙には10店舗が参加している。そのうち3店舗でジェラートを食べて投票することができる。いろんな商品が当たるかもしれないという抽選付きだ。9月30日まで開催中だ。

つばきの知られざる裏話やつばきを使った商品に癒された「久留米世界のつばき館」。次回9月11日の放送では、久留米で大人気!「フルトリエ」でフルーツ狩りを体験する。

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