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豊富なメニューに心躍る、小バコ系讃岐うどん居酒屋

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ホテルニューオータニ博多の裏手にあるうどん居酒屋「麦衞門」をご存知でしょうか? ご夫婦で営む小ぢんまりとしたお店なのですが、通し営業をしていて昼夜問わず常に客で賑わっている人気店です。

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店内は、小さなカウンターとテーブルが5つ。席同士が近いので1人で来ても隣同士でちょっと会話が生まれたり、楽しい出会いが期待できそう。店の奥で店主・金森哲也さんがキビキビと料理を作る様子も眺められます。

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壁にずらずら~っと並ぶ短冊のメニューに心が躍ります。金森さんによる讃岐うどんを主軸に、名物の串天ぷらは20種類ほど、他にもおつまみは380円から、クエのあら炊きや塩焼きなどの魚料理に、地鶏のたたきや唐揚げなどの肉料理などがラインナップ。嬉しいことに1,000円アンダーの料理ばかりです。お酒好きのご主人による「本日の日本酒」は1杯600円から。山口の「五橋」や千葉の「甲子」、北海道の「男山」など常時5種類ほど用意されています。

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まずは名物の串天ぷらからいただきました。薄い衣をまとった天ぷらはサックサクの軽やかな食感に驚きました。写真左から豚肉で巻いたなすがとろける「なす豚」(220円)をはじめ、プリプリとした大きな「えび」(250円)やキャベツの甘みが際立つ「キャベツ」(160円)、ムチっとした「ちくわ天」(190円)、とろ~りとした黄味の食感がクセになる「半熟玉子天」(190円)などの豊富な串が揃います。オリジナルのソースがこれまた良くて、キリリとした辛さがありつつもフルーティ。酸味と甘みのバランスが絶妙な名脇役です。

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「サバかつ」(780円)は、その大きさにびっくり! サクッとした衣の中は、甘じょっぱく味つけられたサバの身で、思わずご飯が欲しくなってしまいます。「肉すい」(760円)はグツグツ煮立ちながらサーブされるのでヤケドにご注意を。甘辛に味付けた牛肉ととろとろとした豆腐をハフハフしながらいただくのは至福のひとときです。

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シメには、とろとろの湯葉と大ぶりのエビがたっぷり入った「海老と生湯葉のあんかけうどん」(1,000円)をチョイス。黄金色に澄んだ出汁は、昆布や鰹節、香味野菜など7種類の素材でとった滋味たっぷりの優しい味わいで体中に染み渡るよう。小麦の風味をしっかりと感じられる太めの麺は、2種の小麦粉をブレンドし温度を変えて2回熟成させることでもっちりとした食感とコシを引き出しているそうです。

うどんはグリーンカレーやアボカドを使ったうどんなど創作系メニューもラインナップ。全てハーフサイズに変更できるので、安心して料理をたくさん注文しちゃいましょう。

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「うどんは生きものだと思っています」と金森さん。その日の気温や湿度を考えて水分量や温度などを見極めた茹でたてのうどんを提供し続けています。その他に「納豆巻き」(400円)や「麦衛門流アップルパイ」(300円)、「炙り牛テールの葱まみれうどん」(1,100円)なども気になったのですが、お腹いっぱいになってしまったのでまた次回! 行ったそばから次の来訪が楽しみになるお店です。

店舗名:麦衞門
ジャンル:天ぷら、居酒屋、うどん
住所:福岡市中央区春吉1-7-18
電話番号:092-776-7712
営業時間:11:30~OS20:30
定休日:日曜
席数:カウンター3席、テーブル10席
個室:なし
メニュー:なす豚220円、えび250円、キャベツ160円、ちくわ天190円、半熟玉子天190円、サバかつ780円、肉すい760円、海老と生湯葉のあんかけうどん1,000円、納豆巻き400円、麦衛門流アップルパイ300円、炙り牛テールの葱まみれうどん1,100円
URL:https://www.mugiemon.com

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