だから私は歌い続ける~米良美一 心の変遷~
2022年第15回
制作:MRT宮崎放送
ディレクター:木山 奈緒
25年前、ジブリ映画「もののけ姫」の主題歌を歌ったことで広く知られている、世界的カウンターテナー米良美一さん。その高音は「天使の声」とも呼ばれ、多くの人を魅了してきた。
しかし、「もののけ姫」によって一躍時の人となった一方で、米良さんは幼い頃から抱えている難病や故郷の辛い過去を隠したいと思い悩むようになった。さらに、世間から注目されればされるほど、上手く歌えるだろうかという不安に襲われ、次第に精神的にも身体的にも追い詰められていった。
そんな時に支えてくれたのも歌だった。親への感謝の気持ちを歌った美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」。自身を見つめ、周囲への感謝の気持ちを持つことを思い出させてくれた。「人生の第2幕が上がった時だった」と振り返る。
8年前には「くも膜下出血」で倒れ、発見時にはステージ4という危険な状態に。しかし、およそ9か月で車いすに乗りファンの前で復活を遂げた。さらに、2年前には難病の影響で足のじん帯を断裂。懸命にリハビリに取り組み、杖無しで歩けるようになった。何度も壁に直面しては立ち上がり、ステージに立ち続ける米良さん。そこには歌い続けることで故郷の人々に伝えたい思いがあった。
制作:MRT宮崎放送
ディレクター:木山 奈緒
25年前、ジブリ映画「もののけ姫」の主題歌を歌ったことで広く知られている、世界的カウンターテナー米良美一さん。その高音は「天使の声」とも呼ばれ、多くの人を魅了してきた。
しかし、「もののけ姫」によって一躍時の人となった一方で、米良さんは幼い頃から抱えている難病や故郷の辛い過去を隠したいと思い悩むようになった。さらに、世間から注目されればされるほど、上手く歌えるだろうかという不安に襲われ、次第に精神的にも身体的にも追い詰められていった。
そんな時に支えてくれたのも歌だった。親への感謝の気持ちを歌った美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」。自身を見つめ、周囲への感謝の気持ちを持つことを思い出させてくれた。「人生の第2幕が上がった時だった」と振り返る。
8年前には「くも膜下出血」で倒れ、発見時にはステージ4という危険な状態に。しかし、およそ9か月で車いすに乗りファンの前で復活を遂げた。さらに、2年前には難病の影響で足のじん帯を断裂。懸命にリハビリに取り組み、杖無しで歩けるようになった。何度も壁に直面しては立ち上がり、ステージに立ち続ける米良さん。そこには歌い続けることで故郷の人々に伝えたい思いがあった。
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