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韓国・機内食カフェ編!RKB海外戦略特派員の現地レポート

みなさん、こんにちは。韓国担当の安部敏恵です。

韓国・ソウルは6月でも日中30度近くまで気温が上がる日が多く、梅雨入りせず、このまま真夏に突入するのではないかと心配になる程です。
コロナのワクチン接種が韓国も徐々に進んでいる韓国ですが、それでも自由に海外旅行に行ける日はまだまだ・・・。

そんな中、今旅行気分を味わえると、ソウルで大人気のスポットがあるんです。
単に、旅行気分を味わえるだけでなく、雇用の維持、そして就活生たちをも応援する空間として人気を集めています。
韓国・ソウルの若者の街、弘大(ホンデ)に誕生したカフェ「旅幸味(ヨヘンマッ)」。
ここは機内食が味わえるカフェで、空港の時刻表のようなメニュー表に、搭乗ゲート、そして店内は飛行機の窓がデザインされています。

実はこちらのカフェ、韓国の航空会社チェジュ航空が直接経営する期間限定カフェで、現役の客室乗務員さんが、ローテーションで勤務しているんですよ。
店内で味わえるのは、チェジュ航空の機内食、そして客室乗務員さんが勤務中に食べる乗務員用のお弁当です。韓国のすき焼き、プルコギや、鶏肉をピリ辛に炒めたチーズタッカルビなど日本人にもお馴染みの韓国料理が機内と同じ状態で運ばれてきます。

運ばれた熱々の機内食をひと口頬張ると、私のテンションも高度1万メートル!
本当に飛行機でどこかに旅行に行っているみたいでした。
そして、もう一つ注目すべきは、テーブルです。私たちが飛行機に乗っても触ることができないカートが使われているんですよ。ここでは、中に自分の荷物を入れられるようになっていて、航空ファンの方がこのテーブルの動画を撮影する姿も見られました。

ここを利用した方の多くが、「本当に旅行した気分だった」と言います。私もその一人です。本物の接客と笑顔が、コロナ禍の沈んだ気持ちを癒してくれ、普段食べられない機内食を食べて旅行をしているような、幸せな気分になるんだと思いました。
航空会社にとっても、便数が減ってコロナ以前より接客の機会が減った客室乗務員のモチベーションの維持、雇用の確保、そして会社のイメージアップにもつながります。

実際に、お店には航空業界を夢見る学生たちが足繁く通い、直接話を聞いたり、就活生がメッセージカードを残していったり、これまではなかなかできなかった交流が生まれ、お互いに応援する場にもなっています。

このカフェは、7月28日までの期間限定ですが、予想を上回る人気だということで、チェジュ航空広報担当者は、今回の反響を受けて「今後も航空会社として様々なイベントの実施したり、コロナ禍ですが利益を超えて皆さんに喜んでもらえるサービスができたらいいです」と、マスク越しでも柔らかくにこやかな表情で話していました。

航空会社だからできる機内食カフェは、コロナ禍でも笑顔溢れる夢のような空間でした。

 

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