中国・広州 中秋節編!RKB海外戦略特派員の現地レポート番外

中国・広州 中秋節編!RKB海外戦略特派員の現地レポート番外

中国・広州からのレポートを担当しております福岡広州ライチ倶楽部のヘイワード順です。

今日は、中国の伝統行事の一つである「中秋節」についてご紹介したいと思います!
中国では、「春節」「清明節」「端午節」に並び、中国四大伝統行事の一つとされています。日本でも「中秋の名月」として知られていますね。元々、中国の暦によれば、7月~9月が秋となります。その真ん中の8月が「中秋」で、旧暦で15日目にあたる月が満月とされていましたので、旧暦8月15日が「中秋節」となったのです。今年は、9月21日がこの中秋節に当たります。

このような中秋の名月を愛でる習慣がいつ始まったのかは定かではないようですが、唐代には既にこうした習慣が生まれており、次の宋代には伝統行事として定着をしていたようです。ちょうど、日本の平安時代の頃で、こうした風習は時を同じくして日本にも入ってきたのかもしれませんね。

さて、その中秋節ですが、やはりこだわりは「丸」にあります。当日の夜は一家揃って食卓を囲みます。中国語で「一家団欒」は「団圓」と言いますが、これは「丸」を意味する言葉です。家族みんなで丸テーブルを囲んでワイワイやるイメージですよね。

また、広州では、この日、丸い芋や柚子、炒めたタニシなどを食べる風習があるようです。さらに古い風習が残るところでは、ベランダや庭に台を出して、こうした食材を並べ、お香を焚いて、家族みんなで月にお参りをします。ちなみに、日本のようにお団子を並べる風習はないようです。

そして、もう一つ、中秋節に欠かせない食べ物と言えば「月餅」です。月餅は元々、月にお参りをする時に捧げるお供物でした。基本の形はやはり「丸」。先ほど紹介した「団圓」という意味を含みます。それは縁起がいいということで、いつしか、お世話になっている方や親しい友人などに月餅を贈り合う風習が生まれました。

この習慣は、現代の中国でも強く根付いていて、この時期になると、街中のあちらこちらで月餅が販売され始めます。広州は特に月餅の本場としても知られていて、販売されている月餅も実に多種多様。清代から続く老舗の伝統の味から、五つ星のホテルのシェフや広州を代表する広東料理店が工夫を凝らして作った月餅、果てはスターバックスのオリジナル月餅にハーゲンダッツのアイス月餅まであります。最近では、健康志向で、低糖月餅なども発売されています。価格は、標準的なところでは一箱3,000〜5,000円程度。でも、中には一箱1万円を超えるようなものもあります(トリュフ入り!)。

そして、実は私、今回、はじめて月餅作りを体験してきました! お邪魔したのは広州日航ホテルです。広州日航ホテルでは、現在「九州沖縄フェア」も開催中で、その流れで「福岡の皆様に月餅を紹介したい」とお願いしたら、快く月餅作りの現場に招待してもらいました。

シェフに教えてもらった主な手順は三つ。まずは皮作り、餡を包む手順、そして焼く手順です。皮作りに使うのは、小麦粉、ピーナッツ油、アルカリ水に、2ヶ月ほど煮詰めた砂糖水。これらを混ぜ合わせて、よく捏ね、2時間ほど寝かせます。次に、蓮の実で作った餡に塩漬けした卵の黄身を包み込み、その上から皮で包み込みます。焼く時は、まずはオーブンに入れて10分程焼き、その後、一度取り出して表面に卵の黄身を塗り、改めて10分程焼いて完成です。

作りたての月餅は皮がサクサクで本当に美味しい! 広州日航ホテルでは、こうして手作りで作った月餅を来訪したお客様にプレゼントしているのだそうです。確かに、心まで丸くなってしまいそうな、温かい伝統文化ですね。

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