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台湾のお洒落マスク編!RKB海外戦略特派員の現地レポート

新型コロナウィルス感染がいつ始まったのかは未だに謎ですが、2020年1月23日の中国武漢市のロックダウンからカウントするならば、マスク生活は一年が過ぎました。

当時、品薄になっていた医療用不織布マスクは政府が先手を打ったお陰で、昨年2月初旬から少ないながらも市中で購入できるようになりました。購入時に健康保険証を提示する実名制で、1人当たり週に3枚からのスタートでしたが、生産量が増えるにつれ2週間で9枚に、今年に入ってからは2週間で10枚購入できるようになりました。ただ、実際には昨年末から薬局やコンビニなどで、自由に入手できるようになっています。

医療用不織布マスクメーカーも工夫を凝らし、元々はスカイブルーとグリーンの2色だったのですが、昨年秋から、ピンク、黄色、赤と様々な色のマスクが出回っています。マスクを買いに行く時には、どんな色が当たるのか楽しみになりました。

昨年10月のハロウィン前には、友人からのお裾分けで柄入りの不織布マスクをもらい ました。とにかくカワイイ! 姪っ子は「捨てたくないから、何日も使っている」と言うほど。「ダメよ」と注意をすると、今度は部屋のドアに飾りとして貼っています。政府施策の実名制販売マスクは1枚5元(約20円)ですが、柄入りは何倍もします。それでも、キレイ! カワイイ! オシャレ! ついつい買いたくなります。1箱50枚入りなので、友達へのお裾分けや交換もできます。

クリスマス、正月、干支(丑)バージョンなどもあり、初詣の時には友達からもらった旧正月マスクを家族みんなで身に付けてお参りに行きました。

1月、台北101のショッピングモールや若者の街・西門町に柄入り不織布マスク専門店までオープンしました。店内の種類の豊富さに圧倒されます。

政府のイベントや映画の宣伝の時にもマスクが配布されます。日本台湾交流協会は、東日本大震災10周年に合わせ「日台友情」ロゴを発表し、マスクにも使われています。発表以来、泉代表は公の場では必ず着用しています。また、最近では多くの企業がオリジナルバージョンを作っています。先日、動物病院の副院長から猫のマスクをもらいました。同僚の手描きのイラストをもとに、メーカーにお願いして作ってもらったそうです。

マスク生活はまだしばらく続きそうですが、明日はどれにしようかなぁ~とちょっと贅沢な悩みです。

#台湾 #マスク #日本台湾交流協会 #RKBASIA #劉汝真
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