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韓国 豪快カニ料理編!RKB海外戦略特派員の現地レポート

こんにちは! 韓国担当安部敏恵です。

10月初旬は、例年より暖かい日が続いていていた韓国ですが、中旬の寒波襲来でソウルの朝の気温も最低気温が1度を記録した日も。前日まで半袖姿も見られたのですが、今は、厚手のコートやダウンジャケットを着て歩く人が大半となりました。
64年ぶりに10月に「寒波特報」が出され、紅葉より先に初霜、初氷、初雪などの便りが届くことも。かと思えば、薄手のカーディガンだけで過ごせる日もあり、毎朝の洋服選びが大変です。

今回は、肌寒くなった頃から美味しさが増す、韓国のカニをご紹介します。
韓国旅行で、カニを食べたい! となった時に思い浮かべるのは、生のワタリガニを醤油ダレに漬けた「カンジャンケジャン」ですよね。足の部分を手で持ってかぶりつくと、とろっとした身が飛び出して、蟹味噌と醤油ダレと合わさった濃厚な味わいが口の中に広がります。

あの味が忘れられないという方も多いのではないでしょうか。「ご飯泥棒」とまで言われるほど、ご飯がすすむ料理として韓国人にも愛されています。
 

カンジャンケジャン。おかずもいっぱいで、ご飯が進みます。

ワタリガニ以外のタラバガニやズワイガニといった大きなカニも、日本よりはリーズナブルにいただける韓国。ソウルを飛び出し、今回、韓国の東の端の町、江原道(カンウォンド)江陵市(カンヌンシ)を訪ねました。水産市場では、カニが積まれている光景や、いけすに大量に入っている様子を見ることができます。なんとも豪快! いけすのカニを選ぶと、お店の方がすぐに蒸してくれます。
ここまでは、日本の市場とさほど変わりはないのですが、名物は、カニラーメンです。
インスタントラーメンなのですが、いけすからそのまま鍋に入れられた大きなカニが1杯丸ごと入っています。野菜も入っていて、日本人の私からすると、ラーメンというより、もはやカニ鍋にしか見えない見た目とボリュームです。常連さんや観光客にカニもラーメンもたくさん味わってほしいという想いから、量が多くなったそうで、カニラーメンの価格は約2,000円。赤字覚悟の品だそうです。一人では到底食べ切る量ではありません!
カニを生きたまま鍋にドボン
野菜もたっぷりのカニラーメン
カニエキスが溶け出したピリ辛スープは飲み過ぎ注意ですが、赤いスープに赤く染まったカニラーメンは絶品ですよ。日本では高級なカニをこんな風に食べることがなかなかないので、ぜひ、寒さが感じられる時期に渡韓される際は、豪快なカニラーメンをおすすめします。

寒くなればなるほどカニも大きくなり、シーズンを迎え、市場はより活気溢れるそうです。

日本同様、韓国もこれまで続いていた強い規制が緩和され、来月から段階的に日常に戻す「ウィズコロナ」体制がスタートします。私が通っている大学院も、来月から登校授業が始まる予定です。早く日韓が自由に行き来できますように!
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