宮崎県都城市山田町にある建材メーカー「高千穂シラス」。ここでは、世界で注目を集める「人気の壁材」が作られている。それは「シラス」を使った壁材だ。南九州一帯の地層に堆積した微粒火山灰「シラス」は、約2万5千年前の巨大な火山噴火によって堆積した火山灰。
しかし、水に弱くまた土自体に栄養面がないため地元では「厄介者」扱い。新留昌泰社長はそんなシラスに目をつけた。 成分を調べたところ、調湿・消臭効果に特に優れている事が判明。思わぬ潜在能力を持っていた。高千穂シラスのポリシーは「自然素材100%」。
シラスの潜在能力を活かす為2年以上の歳月をかけ安心の壁材を開発した。 シックハウス症候群などが問題となる現在、健康・環境にいいと大評判。?「誇れるエコ建材」として国内外で販路拡大中だ。 また、東京藝術大学との産学共同開発で「シラス絵の具」も開発。壁材が絵の具になった世界で唯一の絵の具が誕生。もちろん自然素材の体に優しいエコ絵の具だ。シラスを十分生かした油絵でも水彩でもない独特の表現技法が出せる絵具は注目を集めている。
シラスの活用はこれ以外にも多方面にわたり貴重な役割を果たす新素材として注目を集めている。 日本が今後注目する貴重な地上資源「シラス」の未知なる潜在能力に迫る。
しかし、水に弱くまた土自体に栄養面がないため地元では「厄介者」扱い。新留昌泰社長はそんなシラスに目をつけた。 成分を調べたところ、調湿・消臭効果に特に優れている事が判明。思わぬ潜在能力を持っていた。高千穂シラスのポリシーは「自然素材100%」。
シラスの潜在能力を活かす為2年以上の歳月をかけ安心の壁材を開発した。 シックハウス症候群などが問題となる現在、健康・環境にいいと大評判。?「誇れるエコ建材」として国内外で販路拡大中だ。 また、東京藝術大学との産学共同開発で「シラス絵の具」も開発。壁材が絵の具になった世界で唯一の絵の具が誕生。もちろん自然素材の体に優しいエコ絵の具だ。シラスを十分生かした油絵でも水彩でもない独特の表現技法が出せる絵具は注目を集めている。
シラスの活用はこれ以外にも多方面にわたり貴重な役割を果たす新素材として注目を集めている。 日本が今後注目する貴重な地上資源「シラス」の未知なる潜在能力に迫る。
<取材先データ>
会社名:高千穂シラス(株)
担当者:代表取締役 新留 昌泰(しんとめ まさひろ)さん
住所:宮崎県都城市山田町中霧島1719
電話:045-224-6077
HP:www.takachiho-shirasu.co.jp シラスカラー(全10色) 6000円(税別)
会社名:高千穂シラス(株)
担当者:代表取締役 新留 昌泰(しんとめ まさひろ)さん
住所:宮崎県都城市山田町中霧島1719
電話:045-224-6077
HP:www.takachiho-shirasu.co.jp シラスカラー(全10色) 6000円(税別)
取材後記
今回取材した「シラス台地」宮崎・都城市では見慣れた景色。
広く採掘をしている場所はまるでSF映画の1シーンに出てくるような雰囲気です。 景色は身近なものですが、シラスの詳しい事についての知識は皆無・・・ 取材させていただきすごい能力の詰まった物質だと改めて学びました。 知らない事だらけで「へぇ~」を何回言ったか・・・
今回取材させていただいた「高千穂シラス」は自然素材にとことんこだわる会社でした。 一生で一番大きな買い物といっても過言ではない「マイホーム」 だからこそ本当にくつろげる空間で過ごしてほしい。 人を思う気持ちが詰まった建材メーカーです。
お世話になった新留社長は打ち合わせで初めてお会いした時から朗らかな方で 私のつたない質問・疑問にもわかりやすく答えてくださいました。 答えのはしばしにシラスの良さを一人でも多くの人に伝えたいという 思いがひしひしと伝わりました。 その熱い思いが壁材・絵の具はたまたコメ作りなど多方面に分野を広げたのだと思います。
「シラスはこれから何百年あるいは何千年、おそらく日本が使っていくことになる地上資源だと思う」という社長の言葉が印象的でした。 そんなすごい能力を持つ台地をこれからも誇りにしていきたいと思います。
広く採掘をしている場所はまるでSF映画の1シーンに出てくるような雰囲気です。 景色は身近なものですが、シラスの詳しい事についての知識は皆無・・・ 取材させていただきすごい能力の詰まった物質だと改めて学びました。 知らない事だらけで「へぇ~」を何回言ったか・・・
今回取材させていただいた「高千穂シラス」は自然素材にとことんこだわる会社でした。 一生で一番大きな買い物といっても過言ではない「マイホーム」 だからこそ本当にくつろげる空間で過ごしてほしい。 人を思う気持ちが詰まった建材メーカーです。
お世話になった新留社長は打ち合わせで初めてお会いした時から朗らかな方で 私のつたない質問・疑問にもわかりやすく答えてくださいました。 答えのはしばしにシラスの良さを一人でも多くの人に伝えたいという 思いがひしひしと伝わりました。 その熱い思いが壁材・絵の具はたまたコメ作りなど多方面に分野を広げたのだと思います。
「シラスはこれから何百年あるいは何千年、おそらく日本が使っていくことになる地上資源だと思う」という社長の言葉が印象的でした。 そんなすごい能力を持つ台地をこれからも誇りにしていきたいと思います。
担当:MRT宮崎放送 下原口塔子
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