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福岡をゲームのハリウッドに!レベルファイブの挑戦

「福岡をゲーム業界のハリウッドへ」そう夢を語るのは福岡市のゲーム会社、 レベルファイブの日野晃博社長。 大ヒットした「妖怪ウォッチ」は、ゲームと連動してアニメや玩具などを展開する?「クロスメディア戦略」で、日本だけにとどまらず、 アジアから北米、そしてヨーロッパへと人気を拡大中だ。

「妖怪ウォッチ」のほかにも、次々とヒット作を生み出すレベルファイブは、 今年、新たな取り組みとして、新会社「フリースタイルワーク」を設立。 元デザイナーの主婦やゲーム業界を目指す学生らを積極的に採用し、 ゲームに出てくる2D、3Dグラフィックの制作を主に行っている。

これは、ゲーム業界全体が抱える人材不足の解消にもつながると注目されている。 いまや、ゲームは世界を動かす一大エンターテインメント! 「ポケモンGO」の大ヒットをはじめ、スマートフォン向けのゲームや、VR(バーチャルリアリティ)など、その可能性はどんどん広がっている。

「5年前よりも、ゲーム作りにメキメキとやる気を感じる」と話す日野社長。?メイドイン福岡のアイデアで新たな企画も動き出す!?

会社名:レベルファイブ
HP :http://www.level5.co.jp/
会社名:フリースタイルワーク
住所:福岡市中央区薬院1-1-1
HP :http://www.freestylework.co.jp/
団体名:GFF
HP :http://www.gff.jp/

取材後記

子供から大人までも巻き込み、社会現象となった2014年から 「妖怪ウォッチ」の生みの親・レベルファイブの日野社長には、事あるごとにインタビュー取材をさせていただいていました。

今回はその集大成ともいえる番組になったのかなと思っております。
当時から「ゲームの製作現場をぜひとも撮影したい!」とお願いしていましたが・・・多忙でトップシークレットの社内にカメラを入ることは許されませんでした。 そして2年にわたる交渉の末、ようやく一部ですが撮影することができました。

(広報チームのみなさま、ありがとうございました!)
7歳の娘と4歳の息子も大好きな「妖怪ウォッチ」。好きな妖怪は何?と聞くと、
「キュウビかエンマ、やっぱ日ノ神!」と答えました(笑)そう、「日ノ神」とは日野社長をモデルにしたウスラカゲ族の妖怪で、 必殺技は「メガヒット連発ビーム!」(これが強いんです!)まさに次々とヒット作を連発する日野社長は、ゲーム業界を目指す学生たちにとっても「神」といった存在のようで、GFFやCEDECといったイベントには、九州のみならず東京などからの参加者も見られ、「福岡をゲームのハリウッドへ」の合言葉に引き付けられた、若いパワーを感じることもできました。

取材の中で面白かったのは、CEDECで日野社長とともに登壇した妖怪ウォッチやレイトン教授、イナズマイレブンなどのキャラクターデザインを手がけるデザイナーの長野拓造さんに課されたライブドローイング。 日野社長が出した「大剣を使う放浪の武士・豪傑轟丸」という設定のキャラクターをデザインするというものでした。約20分の間に生み出された豪傑轟丸が、今後どこかで登場するのかどうかも楽しみです。
担当:RKB毎日放送 三浦 良介

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