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16回目も古代官道、水城西門ルートを歩きます。

前回の太宰府西小学校の中に宮ノ本遺跡を見学して坂道を下り、県立福岡農学校の校庭が見えるところまできますとまたまた遺跡がありました。
殿城戸(とのきど)遺跡と脇道(わきどう)遺跡です。この辺には遺跡がたくさん眠っています。
脇道遺跡は昨年太宰府市指定文化財に指定された遺跡です。
脇道遺跡は、大佐野川右岸の標高38メートルに立地する旧石器時代から古代にかかての複合遺跡だそうです。
ここからは台形石器や削ったり、掻きとったり、皮をなめしたりする道具などが大量に出土、この辺が当時の人々の拠点だったのではないかと見られているそうです。
それにしても古代官道の近くの遺跡の多さには驚かされます。 みやま市大江地区には、現在日本でここにしか残っていない舞「幸若舞」が伝え続けられています。
あの織田信長が桶狭間の戦いの前に舞った「敦盛」もこの幸若舞。
幸若舞の故郷・福井県にも残ってませんが、みやまでは毎年1月20日に大江天満神社で奉納されています。
「神社の行事として行なわれたこと、そして大江地区の人々の気質が、継承されてきた理由ではないか…」と、幸若舞保存会会長で第三十一代家元の松尾正春清継さん。
継承のための下地として、大江地区の男の子は小学校5・6年生で幸若舞にチャレンジします。

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