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“学問の神様”太宰府天満宮「仮殿」お披露目~「本殿」124年ぶりの改修 福岡 

「学問の神様」として知られる太宰府天満宮は、今月から124年ぶりに本殿を改修します。工事が終わるまでの間、菅原道真公の御神霊を移す「仮殿」が完成し、12日に報道陣に公開されました。


◆屋根に森が広がるデザイン
太宰府天満宮の本殿の前に完成した「仮殿」です。高さ8メートル、幅22メートルで、屋根には梅の木など46種類の植物が植えられています。屋根に森が広がる斬新なデザインは、2025年の大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏が担当しました。

RKB原口佳歩「仮殿は、天井の形状や柱の位置などは本殿と同じようになっていますが、黒で統一され現代的な雰囲気となっています」


◆改修は約3年かかる予定
天井に設けられた窓からは植物を見ることができるほか、神様と参拝者の間を隔てる「御帳」と「几帳」は世界的なファッションブランド「マメクロゴウチ」が手がけていて、天満宮を象徴する梅をモチーフとしたデザインとなっています。

訪れた人「いいですね」「屋根なんか自然の木が植えてあって、すごいですよね」

太宰府天満宮 西高辻信宏宮司「3年間だけしか太宰府の地に現出しないものになります。道真公にそして文化に、いろいろなことに思いを馳せていただけたら」

124年ぶりとなる今回の改修は約3年かかる予定です。菅原道真公の御神霊は13日に「仮殿」へと移され、14日午前6時から参拝することができます。

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